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The Dream is to any directions on the Current of the Clouds. 主に漫画、ライトノベルの感想などを更新、溢れるオタク思考が原動力です。



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[漫画] 皇子かプリンス1 著:桃森ミヨシ

皇子かプリンス 1 (マーガレットコミックス)皇子かプリンス 1 (マーガレットコミックス)
(2011/12/22)
桃森 ミヨシ
★★★★☆
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連載当初より、何気にぱらぱらと読んでたけど、改めてきちんと読んだら結構面白かった。
というか、皇族物ってのが微妙に嫌な予感と韓国ドラマ「宮」を彷彿させて何とも言えない気分になってました。
宮~Love in Palace ディレクターズ・カット版 コンプリートブルーレイBOX1 [Blu-ray]宮~Love in Palace ディレクターズ・カット版 コンプリートブルーレイBOX1 [Blu-ray]
(2012/10/17)
ユン・ウネ、チュ・ジフン 他

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(2012/10/26)
ユン・ウネ、チュ・ジフン 他

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うーん、面白いとは思うんだけど、人気とかそういった事情以前の問題で、大人の事情で悲しいことにならないかどうかだけが不安の材料です。正直なところ。
まだ、韓国の場合、存在してないものだからファンタジーとして楽しめたけど、日本は実在するからなぁ……まぁ、天皇でなくて皇様なんだけどね。


とりあえず、双子のイケメン皇子がぽわぽわっとした子と関わるお話です。

主人公つなぐは、自分の意見を持たない人間というか全て物事をいい風に見ることの出来る優しい子であり、双子皇子たちの妙な関係を取っ払うため頑張る話?

何というか、内容的には、少女漫画の王道というか、乙女心を気持ちいいぐらい刺激してくれる話であると思います

ですが、当初買うのは迷ってました。
というか、数ヶ月して、中古でもいいかなーなんて思ってたんですが、花狩のロゼで、この出版業界数が出ないと悲しいことにたやすくなるので、せめて気になった作品は1巻だけは買った方がいいだろって結論になりました。まぁ、実際、1巻買って、次巻後回しに出来る作品はそこまで思い入れなかったりするんですよね。
とりあえず、今回読んだ感じとしては次巻の発売日が待ち遠しいとは思ってしまってます。


悪魔とラブソングの後半がぶっちゃけ微妙でしたし、ハツカレもなんとも言えなかったので、この作者にひとつの作品を綺麗に纏め上げるだけの技量があるのかどうかと思う部分もあったので、なんだかんだとやはり全て終わりよくないとどうにもならんので。終わりを読んで今まで集めてきた作品を即売りしたことがどんだけあったことでしょう?

悪ラブの方は序盤の友人関係とかの人間臭さが結構好きだったんですが、前半に微妙にしこりを残した状態で風呂敷を開いた状態でたたまないで、何か大団円を迎えた印象がありました。つか、凄いはまってたんだけど、最後ほとんど読んでない気がするwww

でも、桃森ミヨシ先生のキャラの表情の描き方や演出方法は大好きなんです。
特に、男キャラの若干決壊気味になった危うさが大好物です。
展開や演出も結構乙女ツボ押してくださるんですよね~ww


まぁ、それはともかく、そういった刷り込み要素があるだけに、題材的には少女漫画の王道だけど、味の加え方を間違えるとやばいことになりかねない題材でもあるので、今後どうなるんだろって思う。
さすがに、この皇子キャラで、悪ラブの目黒がやったような強姦未遂は色んな意味でやばいだろうし。


結構、雑誌のほうはずっと見続けてるんですが、次巻には押し倒しちゅーもあるし、最近はいい感じで、鉄面皮の皇子がどんどん人間らしい表情を見せていってるのが乙女心をくすぐります。
化けの皮が剥がれる切欠が全てつなぐと繋がってるのもにやりとする要素。
是非今後とも彼女に翻弄されつつ、自我を抑えて爆発しちまえばいいと思います。勿論、つなぐの前限定でw


今後、二人の皇子とつなぐの関係がどう変化していくのか、楽しみです。
本格的に恋愛モードに突入するのであれば、皇族と庶民等色々とシリアス展開にも期待したい。(風呂敷畳めないなら無理に広げて欲しくないけどねw)



ただ、悪ラブでも思ったけど、巻を進めるごとにペンタッチが荒くなってる気がしてたので、現状維持のままいけばいいなと思います。


皇子かプリンス 1 (マーガレットコミックス)皇子かプリンス 1 (マーガレットコミックス)
桃森 ミヨシ

アオハライド 3 (マーガレットコミックス) L DK(8) (講談社コミックス別冊フレンド) はぴまり~Happy Marriage!?~ 8 (フラワーコミックスα) Piece 7 (フラワーコミックス) 今日、恋をはじめます 13 (フラワーコミックス)

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テーマ : 漫画の感想    ジャンル : アニメ・コミック

[2011.12.22-26] タイ旅行。X'masは国外逃亡してました。

去年の冬コミ時に会ったタイの友人([C79] 冬コミ遠征 2泊3日(12/28-30))が、今度はあなたが来る番だからね的なことを言って、行くよーって言ってしまった手前、行かなきゃいかんだろってことで行って来ました。

夏頃になってそろそろチケの手配とかせないかんだろとか色々とwebサイトをまわっても、何故か軒並み売り切れ。
タイ航空は3月だったか4月だったかにその1年の運賃が発表され予約可能であるとのことで、格安チケットは売り切れ。HISやらSTAやら何か色々問い合わせみたけど、結局タイ航空直で予約とったが一番安いじゃんってことで、年末年越しはチケの値段がべらぼーにあがってくるので、天皇誕生日と週末の連休を含んだところで有休2-3日組み合わせて行くかーっと。冬コミは行かないしね!ってことで、当初は23-27日辺りを予定して、そのまま年末休みに突入と考えていたのですが、チケの値段の都合上、22-26日に変更。そして、明日から2日間は仕事です。んで、年末休みです。

結局、そのときは65000円弱でチケの予約が取れたんだけど、何故かその後、10月に入ってから後期運賃みたいなのが発表されて、5000円以上安い値段にorz まぁ、次回チケ取るときのためのいい勉強となりましたよ。タイ行きの格安を狙うなら、3月か4月、10月にチェキったらいいってことで。

まぁ、そんなことでちょっとブルーになりながらも、未曾有の洪水が起こってしまい、行けるか行けないか微妙なところに。
しかし、私のとってるチケは無料払い戻し期間には該当してない……。
キャンセル料は10000円。出発前日の17時までに電話したらいいとのことだったのでぎりぎりまで悩んでました。
そんなこんなしてたら、友人が来月から仕事決まったからーという連絡をよこしたので、今の機会に遊んどかんとなということで行くこと決めました。


結果的には言って良かったかな。
前日に地球の歩き方を買ったりして、どたばたしつつ、遺跡関連を回りたいと思ってたけれど、友人曰く、最近まで浸水してたもんだから、臭いし汚ねーよということで、結局バンコク市内をぶらぶら……というか、私が一方的に友人を連れまわし道案内させたような旅行となりましたw


とりあえず、土産それなりに持ってたからいいだろということで。
以下、ちょっと行ったところの纏めと写真を少々。
テーマ : 海外旅行記    ジャンル : 旅行

[漫画] 夢幻スパイラル 全2巻 著:草凪みずほ


夢幻スパイラル 第1巻 (花とゆめCOMICS)夢幻スパイラル 第1巻 (花とゆめCOMICS)
(2004/09/17)
草凪 みずほ

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夢幻スパイラル 第2巻 (花とゆめCOMICS)夢幻スパイラル 第2巻 (花とゆめCOMICS)
(2005/02/18)
草凪 みずほ

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暁のヨナは普通に面白く読んでおりますが、実は作者の他の作品はまともに読んだことありませんでした。
最近、NGライフを全巻読みまして、転生物ってぼく地球は好きだけど、このNGライフはちょっと食わず嫌いしてる部分がありました。花ゆめ本誌の方でぱらぱらっと読んだことはあるんだけど、なんだかBLくさくてね……でも、ふっつーに面白く、笑い要素もあり恋愛要素も満足いくものだったので、作者の過去作を読んで見ようという気になりました。
色々レビュー等参考すると、夢幻スパイラル以外はBL作品という印象。確か、よいこの心得は読んだことある記憶があるのですが、ニアホモくさかった。設定的にゲーム×ラッシュもニアホモくさい……。すると、選択肢は夢幻スパイラルだけになるってーことでw

とりあえず、何と言うか花ゆめらしい作品だなぁ……でも、なんとなくどっかで見たことね?という印象も無きにしもあらず。まぁ、1巻は面白く、結構いい感じの盛り上がったところで終わる。
でも、結局、温羅の弟に関しては全く解決しないまま終わります。そこで終わるなら、まぁ打ち切りしゃーねぇよねって思うんですが、その後にお話の主軸にはさして関わりなさそうな単発回みたいなのが何回か続いて、そのまま最終回www

救済措置なのか、連載終了後、ザ花で特別篇が掲載されたらしく、それも収録されてます。
そこで、温羅弟に関して纏めるのかと思えば、弥生が弟から受けた受けた傷に関しての話で、一つの作品として考えれば纏まりがない。なんというか……構成がおかしい。

もしかしたら、序盤はそれなりに人気があって、急遽下がったことでの打ち切りだったのかね?
うーんよくわからんwwww


でも、この作者さん、デビュー当時からほんと絵がしっかりしてるなぁって思う。
ま、今後も私はヨナを楽しみにしています。



よいこの心得 (花とゆめCOMICS)よいこの心得 (花とゆめCOMICS)
草凪 みずほ

よいこの心得 2 (花とゆめCOMICS) ゲーム×ラッシュ 2 (花とゆめCOMICS) NGライフ 1 (花とゆめCOMICS) NGライフ 7 (花とゆめCOMICS) NGライフ 3 (花とゆめCOMICS)

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テーマ : 漫画の感想    ジャンル : アニメ・コミック

[小説] 花狩のロゼ 歌姫は薔薇を殺す 著:夕鷺かのう

「それじゃあなたも、思いっきり、歌って。絶対に合わせてみせるから」
 クロードが何か答える前に続けられた言葉は、
「剣に心を奪われかけても、花の恐怖に足が竦んでも、迷わない。あなたの声だけを聴いてるから」
「ノワール」
「――あなたの歌があれば、私は誰よりも自由に舞える」

(花狩のロゼ 歌姫は薔薇を殺す p222-223)


花狩のロゼ 歌姫は薔薇を殺す (B's-LOG文庫)花狩のロゼ 歌姫は薔薇を殺す (B's-LOG文庫)
(2011/08/11)
夕鷺 かのう
★★★★
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男主人公というか、男視点が多めだけど、あくまで少女小説という形のラノベが読みたかったので、某所で質問してみたら、この作品が挙がった。
少女小説の男主人公というと、基本的にニアホモ系が多い。そうじゃなかったら恋愛色が薄い、もしくはただのコメディタッチ……。
私は、男主人公でかつ普通に女の子と恋愛してる少女小説が読みたかった。

個人評価に関して一言言わせてもらうと、シリーズの第1巻と考えたら、★4.5。でも、単巻作品と考えれば★3.5~4が妥当かなというところです。


端的に言うと、ロミオとジュリエットのような関係だった二人が駆け落ちしようとした日に、「花嵐」が襲い、クロードとロゼは永遠に別れることになる。
「花」と戦うための歌姫の能力は女性が持つ能力とされているが、主人公クロードは男なのにその能力を有しており、歌姫となるべく楽院に入ろうするも、男というだけで不合格にされる。過去の喪失から「花」に復讐するため、女装して楽院に入り、ロゼの名前を背負い歌姫を目指す。一方、5年前「花」に襲われたことにより、それまでの記憶を失い舞手として剣を振るうノワール。そんな二人がペアを組まされたことによってお話は動き出します。



最初、Amazonで検索かけてみたところ、ぱっと見評価は若干微妙……だったのですが、個人サイトやらの感想を巡回すると結構好評価。というより、人によって温度差が激しい感じ?
Amazonレビューを見ると、若干BLくさいのか?という不安もありましたし、男で女装主人公……しかも、18歳??? 公式の試し読みを途中までざっと見てみたら、18歳という年齢相応の成長はしている様子……なのに女装っ!?ということで若干微妙気味思ったのですが、試し読み最後の主人公クロードの幼馴染ミゲラルドことミュゲのこの一言で読むことに決めました。

「助けてあげようか?」

つまり、18歳の男という事実を何らかの方法で捻じ曲げるんなら有りだと思ったんです。
最初、試し読みは流し読みしていたこともあり、魔法使いか何かの第三者かと思ってたんですけどねwww んで、女装というより女の子に変えてもらったのかなとw 違ったけど、これはこれで美味しいwww


あと、作者の既刊は結構評価良いのが多かったので、期待も兼ねて読んでみることにw




粗筋や登場人物紹介から、読み渋ってる方に一言結論を言ってしまうと、
普通に男女恋愛の少女小説以外にカテゴライズは出来ない作品です。

なので、未読の方は、とある事情があり女装している男主人公が受け入れられるのであれば、ネタバレ等見ずに読むことをお勧めします。


ということで、以下ネタバレを含めつつ語らせていただきます。
テーマ : 感想    ジャンル : 小説・文学

[小説] 桜嵐恋絵巻 全9巻(本編) 著:深山くのえ

桜嵐恋絵巻―雨ひそか (ルルル文庫)桜嵐恋絵巻 ~火の行方~ (ルルル文庫)桜嵐恋絵巻 ~半分の秘めごと~ (ルルル文庫)桜嵐恋絵巻 ~ひととせめぐり~ (ルルル文庫)桜嵐恋絵巻~遠雷~ (ルルル文庫)桜嵐恋絵巻~暁の声~ (ルルル文庫)桜嵐恋絵巻~水底の願い~ (ルルル文庫)桜嵐恋絵巻~はるかな日々へ~ (ルルル文庫)

あ~、やっと読み終わった。

とりあえず、冷めた感想をざっと纏めると……
謂れのない呪いを受けた可愛そうなアテクシ(桜姫・詞子)とそんな彼女を守る俺(雅遠)という図式に酔ってる恋愛脳DQNカップルの物語であり、彼らを引き立てるために、主人公たちの片親違いである詞子の義妹である艶子、雅遠の義弟である利雅sageが凄く残念……を通りこして、若干不快だった。


艶子の詞子に対して態度は確かにひどいとは思うけど、詞子が雅遠視点から見れば聖人君子的に描かれてる部分もあり結局自分のことしか考えておらず、艶子のことを考えてるように見えて本当のこと告げて傷つけてるのは変わらない。何か、立場の悪い人間に上から目線で追い討ちをかけてるように見えた。また、利雅に関しても、努力して努力して勉強出来る設定だったら良かったのに、結局兄のが優れてると認める結果に……努力の人でいいじゃん。雅遠は普通に天才型で、利雅は努力の天才型で二人の実力が拮抗したものだったら良かったのに……。そのせいか、弟妹カプが比較的に凄く可愛く思えてしまった。それにしても、1巻の人物紹介から、弟妹くっつくんじゃね?とかおぼろげながら思ったんですが、まさか本当になるとはね……ご都合主義というか、それ以上に作中カプ率高すぎてなんだかなぁ……
結局のところ、この義弟妹に関しても、生まれや立場は主人公たちより劣ってるわけで、平安時代という時代背景上しょうがないのかもしれないけど、見た目も良くて、無自覚に頭も良くて、出自も良くないと勝ち組になれないってことなのかと思えてしまった……。まぁ、今の世の中もそんなもんだけどさ……。



正直言うと、1巻が一番面白かったです。
呪い持ちとずっと肩身の狭い思いをしてきた詞子と何をやっても駄目だと自分自身明らめたまま生活をしていた雅遠の恋物語。
無自覚一目惚れで、許可なく御簾の中に乗り込んでくるわ、色々作法もへったくれもない雅遠ではありますが、その辺の無自覚さもあって可愛い二人に胸きゅんしながら、1巻は読めた。
そのままの勢いのまま、3巻まで読んだ後、続きを所望する!!!!という思いから、続刊を全て注文。
家に配達されるまでの数日間、手持ち無沙汰になり、wikiを見て見た。そこで、何故か熱を若干奪われた。まぁ、ネタバレ見て先に対しての興味が薄れたからかもしれんがw

というか、3巻辺りから、すっごい悶々としてたんだよ。
2巻で初キスシーンが来るのはいいんだけど、雅遠自身、そばにいてくれるだけでいいからとかのたまってるけど、これって最後までやっちゃったってことなんかな?

最終巻まで読んで、結局初夜のシーンがどこか全くわからないままでした。最終巻ラストで妊娠してるから、つまりそうゆうことなんだろうけどね。

というか、3巻以降、雅遠が詞子のところに通って、寝落ちが多すぎなんだよね。
読者としての私はその後何が起こってるのかさっぱりわからんわけで……自分の想像力がないだけかもしれないけど、高貴な身分の女性がそんなに簡単に股開くもんなのかだろうか?と疑問に思い、友達に聞いてみた。彼女は古典関連を専攻していたこともあり、彼女曰く、平安時代なんて貞操観念なんてあってないようなもんと一蹴に伏せられましたw そうなのか……、現代的観点かれ見れば、平安時代の女性はビッチが多いわけか……というか、一回男性に身を許してさよならとなった場合、処女性なくなるけど、平安時代的にそれでも良かったのか? まぁ、色々疑問に残ったわけですが、友人が言うには日本に貞操観念が入ってきたのはキリスト教の影響云々もあるらしく、それらが庶民に浸透した辺りなのかねって感じでした。

以前、ライトノベル作家のつくりかた〈2〉メディアミックスを泳ぎぬけ!で、須賀しのぶ先生のインタビューにあったのですが、レ○プシーンなど、敢えて作者が避けて描いてるシーンでも、明確な描写がないと男性読者は何があってるのかわからなくて怖いという声があったという話をされてますが、まさに、いつ何があったのかわからなくて怖いというこの感覚と似てるのかもしれません。
私が男性向けエロゲばかりしてる弊害が発生してたりするのでしょうかw?
ライトノベル作家のつくりかた〈2〉メディアミックスを泳ぎぬけ!ライトノベル作家のつくりかた〈2〉メディアミックスを泳ぎぬけ!
(2009/07)
浅尾 典彦、ライトノベル研究会 他

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つまり、平安時代なんて、恋に燃えて歌を交えて純愛っぽく描かれてはいるけど、数日会った男に簡単に体を許すような女ばっかだったのか……と二次元処女厨気味な私は思いました。
でも、3日通って結婚成立というルールが根底にあるのであれば、その人を愛しているとは言え結婚を拒否しまくってるのに、体を許しまくってる詞子は、身分の高いお姫様として正直どうなのかと中盤から思いだしました。
初夜シーンがどこかが本当にわからないので、結婚承諾後にそういった描写が来るかと思いきや、全く何もなくいつもどおり寝落ちスルーでしたorz

でも、その辺は脳内妄想でカバー出来なくもないわけですが、このシリーズ10巻にあたる短編集桜嵐恋絵巻 ~夢咲くころ~で、雅遠が桜姫呼び時代のお話「夏衣」が収録されてます。つまり、この話は婚前なわけですが、ざっと読んで見たところ、明らかにこの時点で体を許しあってるような描写があるんですわ。つまり、春に二人が出会って、夏前には体の関係にあったのではないかと推察出来ました。
そこで、なんつーか、萌えも何もなくなったというか……現代の私の考えから見たら、詞子があまり魅力的なヒロインに見えなくなったんです。

というか、このシリーズに対して熱が霧散したのは、結婚成立確定してないのに身持ちの軽さに萌えを見出せなかったんです。


それに、短編集で、主人公たちのその後話があるのですが、主人公たちの長女が東宮に嫁ぐことになってるっぽい。
確か、本編で雅遠が詞子とのことや奏子や実春のこと、登花殿の後ろ盾に関して、父親を説得する際に、帝と登花殿の女御の間に出来た子供の嫁に雅遠の腹違いの妹を嫁ぐ云々説得してたはずだけど、体が弱い設定もあったし、死んじゃったのかね? 短編集は本屋でぱらぱらっと読んだだけだから、読み落としもあるだろうけど、その辺触れられてなかった気がしたし……それも正直ご都合すぎるというか……本当に主人公カプの幸せのために周りが蹴落とされてる印象を受けてしまったんだよなぁ……orz



基本的に、小説はシリアスというか心臓ぎゅんぎゅんするような切ない物が好みだったりもするんですが、今回、桜嵐恋絵巻を読んだ切欠としては、何も考えずに甘い恋愛物が読みたいってのもありました。
でも、甘すぎたまま続くとやはし食傷気味になってしまいますね……。
多分、5巻くらいで纏まってたら、だれることなく面白く読めてたのかもしれないと思います。


同じ時代背景的に、「なんて素敵にジャパネスク」を思い出したりしました。
私は漫画でしか読んだことないのですけど、主人公に行動性があったり、魅力的な当て馬がいたりと面白かった記憶はあります。
そういや、このシリーズは、雅遠が歌苦手設定もあるからか、ほとんど歌関連はなかったなとw 
あと、魅力当て馬がいなかったのも、何かインパクトというか乙女心胸熱展開的には心躍るモノがなかった。正直、兵部卿宮敦時の存在はよくわからんかった。友人大事にするのもいいけどねー。



でも、シリーズを通して凄く読みやすかったです。だからこそ、全部完走出来たのだと思いますし……。
あ、でも熱が覚めた要素……というか、私が我に返った要素の一つとして、確か2巻ラスト辺りでの詞子の告白シーン……。「好きです」なんて直接的表現じゃんなくて、せめて、「お慕い申し上げています」くらい言ってくれぇぇっぇぇぇぇぇぇ。姫様なのに情緒もへったくれもねぇじゃんかよぉぉぉぉぉっぉお!!



かなりどうでもいい考察を言ってしまえば、このシリーズの真相は、雅遠の父親、左大臣源雅兼の遺伝子は、詞子の父親、藤原国友の遺伝子に惹かれたということが言えるのではないだろうか?


それにしても、ここ数年に出来た少女向けの新レーベルは地雷率が高すぎる気がするのは気のせいでしょうか?
それでも、私は読み物を求めて、懲りることなく今後もレビューに騙され、手を出していくのでしょう……。
自分の好みを考慮すると、少女小説的には比較的昔のコバルト辺りしか何か信用性がない気がする……。少女小説において、微えろは大好きですが、80年代作品である「丘の家のミッキー」は主人公の恋人の男がえろシーンでもないのに、勃/起描写があったというなんか凄まじい印象だけ残ってる作品があったりしますので……。



最後に……、猫二匹は、万能アイテム過ぎるだろwwwwwww



桜嵐恋絵巻 ~夢咲くころ~ (ルルル文庫)桜嵐恋絵巻 ~夢咲くころ~ (ルルル文庫)
深山 くのえ 藤間 麗

桜嵐恋絵巻~はるかな日々へ~ (ルルル文庫) 桜嵐恋絵巻~水底の願い~ (ルルル文庫) 桜嵐恋絵巻~暁の声~ (ルルル文庫) 桜嵐恋絵巻~遠雷~ (ルルル文庫) 桜嵐恋絵巻 ~半分の秘めごと~ (ルルル文庫)

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テーマ : 感想    ジャンル : 小説・文学

[小説] 相棒とわたし 著:瑞山いつき


相棒とわたし (f‐Clan文庫)相棒とわたし (f‐Clan文庫)
(2011/11/18)
瑞山 いつき

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<あらすじ>
旧貴族のエッドは、大地のエネルギーを喰う核獣を狩る滅核獣師になるため、幼馴染みのラッセと共に準軍学校に入学した。相棒として彼の隣りにあることを信じていても、戦士として、そして女としては少しだけ自身がなかった。けれど王制復活を目論む反乱により、ラッセが核獣の王として覚醒してしまう。冷たい眼差しのラッセに、エッドは相棒としての覚悟を秘めて対峙し…。



身長も高く整ってはいるが男性的な顔立ちのエッド、エッドよりも身長低く美少女面なラッセ、彼らは幼馴染であり相棒で、そんな二人が、滅核獣師になるべくスリノ準軍学校に通うところからお話は始まります。

うーん、何と言うかな、私はやっぱり女の子ヒロインに対してどうしても可愛いモノを求めてしまうんですわ。
エッドは自分には男っぽいほうが似合うと男物の服を着て、男らしい言葉遣いをする……けれど、見た目はともかく、うさぎのくたびれたぬいぐるみがないと眠れないような可愛いところもある女の子だったりする……
あくまで描写ではそうなんだけど、この作品自体が、ほぼエッド視点固定の三人称で進むもんだから、描写的に可愛い部分があるように思えても、内面男らしすぎるだろwwwwwってのが読者の私には先行してしまった。だから、冷静に場を見極めてるように思えるのに、ちょっとした異常事態に全く対処出来てないのがなんだかなぁ。まだ、学校入学後、一度核獣討伐に参加してカッコいいシーンでもあれば私的には違ったのかもしれないと思う。彼女のカッコいいところがわからなかったもんだから、えらそうなこと言っといて何も出来てないじゃんかと。何が相棒だよと。まぁ、その辺も含めて、15歳という年齢の女の子の弱さや危うさもあるのかもしれないけれど……

あと、やたら相棒相棒と掛け合ってるのは、読んでて若干白けた部分が無きにしも非ず。
12歳くらいならともかく、二人とも15歳だからなー

勿論、私の大好きな思春期要素も作中にはあると思う。
男女の違いが出てくる年齢だからこその変化はあれど、精神面での葛藤はエッドの自分に対して外面的な問題とラッセの身長的な問題にしか触れられてないように思う。
身体変化に伴った精神的なことや想いを向ける相手に対してのもどかしさ、読んでて心臓がぎゅーっとなるような痛々しいまでの切なさを含んだ私の大好物な思春期要素はなかった。多分、言われなかったら思春期要素と読んでなかった確立のが高いwwww


女であるのに、相棒であるラッセが美少女面なわけだから、そりゃコンプレックスの一つや二つは抱くってもんでしょーよw まだ、エッドのほうにラッセに女として見て欲しい云々言う葛藤もあれば、恋心も踏まえて説得力ある気がするけど、女らしくあることを既に明らめてるからなーこの主人公orz
私、かっこいい女キャラも好きだけど、やはりそんな女性でも女性らしさがないと全く萌えないんだよ! 

だけど、ラッセ視点が殆どないせいで、何かこう痒いところに手が届かない感じのもどかしさがある。三人称だからこそ出来る描写がなんでないんだよ!という気分になってしまうんだよ、こうゆう形式の小説読むと。

学校という舞台なのに、エッドと同室の美少女、ラッセの兄、保険医、教官しか主要登場人物……というか、登場人物がこんだけしかいないのはどういうことか。
印象深いモブがいないのが残念だと思った。というか、ラッセ、友達いないのかよwwwwと。

明らかに、ラッセは勿論、ラッセ兄もエッドのこと好きなんだろうけど、そんな二人の気持ちには全く疎いエッドという図式。
この辺は王道も王道なんだけど、何と言うか内輪で固まってるイメージで、作品世界観の割りにこじんまりした印象受けた。


オリジナル用語とかもあるせいなのかも知れんけど、話の割りに印象深いシーンが、保健室でラッセがエッドを抱き上げるシーンと終盤のエッドのでこチューくらい……、心躍る部分が正直そういった部分しかないというか、核獣との戦闘シーンがちょい長い気がする……。
新レーベルだし、あとがきで作者自身が言ってる通り比較的自由だったのかもしれんけど、少女小説としては甘さと萌えがなかったかなーと思う。というか、少女小説という認識でいいのかね、この新レーベルはw?


あーでも、もしこの作品、ラッセの核獣の王設定云々が男女逆だったら激萌えしてたかもしれんと思う。
何と言うか、こうゆうチート設定ってある種の主人公補正だと思うから、そういった要素は主人公につけて欲しい気がしてしまうんだよね。もしくは、設定はそのままで、ラッセ視点が多かったらもっと私の捉え方も違ったんだろうなと思わなくもない。

うーん、何と言うか、ラッセくんはぶっちゃけヒロインだと思います。
ヒロインであるエッドはヒーローポジだし、ヒーローであるラッセはヒロインポジで……
つまり、ある種のヒーローヒロインの逆転物だと思います。



最後に個人的好みとして……
煉獄姫読んだときにも思ったけど、一つの言葉や台詞、擬音語を目立たせるために改行を多用してる文章形式はすっげ違和感を覚えるんだよ…… まだ一人称すかすか文章なら有りだけど、三人称でこれやられると何か、本読むテンポが狂うんだよね……ってほど、読み込んでない気もするけど、今回w 残念ながら、三分の一くらい読んだ後に何か興味薄れてきたんだよ。

まぁ、設定的に魅力ある主人公たちだとは思うけど、個人的にエッドが可愛いと思えなかった。
多分挿絵効果もあると思うけど……
表紙のカラーは綺麗なんだけど、何かモノクロ挿絵は苦手だったわ…… 


続編が出たしたら、エッドとラッセの掛け合いは見たい気はするけど、作品世界観を楽しむという意味では、続きは別に見なくてもいいかなって感じです。



相棒とわたし (f‐Clan文庫)相棒とわたし (f‐Clan文庫)
瑞山 いつき

廃王国の六使徒 (f‐Clan文庫) 麗しの婚約者にご用心: ご主人様なシリーズ (ルルル文庫) フォーチュン・オブ・ウィッカ5  タロットは運命をためす (角川ビーンズ文庫) 小説Wings (ウィングス) 2011年 12月号 [雑誌] 六蓮国物語  王宮の花嫁武官 (角川ビーンズ文庫)

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テーマ : 感想    ジャンル : 小説・文学

[小説] 新フォーチュン・クエスト〈19〉 著:深沢美潮

「あ、そうなんだ。トラップ、ありがと!」
 と声をかけたのにトラップ、背中が怒ってるみたい。返事もしないで前を向いたままだ。
「トラップあんちゃん、パステルしゃんのようすがおかしいって、すぐ気づいたんデシ。で、自分が行くより、リオルしゃんが人魚になって追いかけたほうが速いからって、リオルしゃんにお願いしたんデシ」

(新フォーチュン・クエスト19 うれしい再開と人魚のおつかい<下> p166)


新フォーチュン・クエスト〈19〉うれしい再会と人魚のおつかい〈下〉 (電撃文庫)新フォーチュン・クエスト〈19〉うれしい再会と人魚のおつかい〈下〉 (電撃文庫)
(2011/12/10)
深沢 美潮
★★★★
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ちょwwwwww
今回、トラパスにやにや要素が強かった。不快な恋愛ネタというわけでなく、寧ろにやにや要素と言えるくらいの味付け……。

つか、トラップ、お前、どんだけパステルのこと心配して見てんだよwwwwと。

水中戦闘中、パステルピンチになったのも一早く気づくし、ドラゴンところでパステルぶったおれたとき一早く行動してるしwwww
その上に、夜中にパステルとカシアスが部屋から抜け出して散歩に行ってたからか、しょーもない嫌がらせするしwww キットンは訳知り顔で見守ってる感じだしwww
まぁ、私もね、トラパス萌え萌え時代があったので、非常ににやにやして楽しませていただきました。
でもね、カシアスとの夜中の散歩イベでは、あそこはクレイかトラップ来るんじゃね?って思ってたよ。カシアスとは思わなかったwwww

私自身、FQを初めて読んだのが旅立ち1巻だったから、読者としての私もパステルとしても、FQ世界で初めて会った男キャラがカシアスだったもんだから、今回の上下巻での彼との再会は確かに嬉しかった! というか、寧ろ、いつ再会するんだろって、再登場しないかなってずっと待ってたわけですよ。
まぁ、それはいいんだけど、カシアス、意外に不幸な過去背負ってんのね……つか、悲惨だろ。
でも、パステルたちだって、幸運のホワイトドラゴンのシロちゃんが同行してなかったら、今頃半分くらいメンバー欠けてそうな気がしないでもないw
というか、カシアスの言質に裏をとってしまうのは、子供のときのような純粋さを私が失ってしまったからでしょうか?
シージェッターに残るって言いだしたときも、こいつとんづらこくつもりなんじゃねーかとか思ったしw また、夜の散歩のときにパステルが部屋に尋ねていったときも起きてたのは、他の人間を警戒してたからの可能性高いし……。

まあ、その辺は結構どうでも良かったりするんだけど、どうやら次の新大陸トゥルースに渡ってからも、カシアスは関わってきそうな気配だね。


今回、やっぱりFQっていいなーって読んでて思った。
中盤、パステルがお荷物ならお荷物なりにムードメーカーみたいになって皆を励まそうって思う精神論は若干うざって思ったけど、それが空回りしてるのもFQらしいなと思う。
それでも、何だかんだ言いつつ、パステルがブルーラグーンドラゴンのために親身になってて、いつになく頑張ってたのに好感持った。
だけど、パステル、シロちゃんがホワイトドラゴンの子供ってのをさらっとカミングアウトしすぎだろ……他メンバーとの会話が描かれてないもんだから、このパステルの行動を他の人どう思ったんだろってちょっと気になる……。

正直、今回の上下巻の内容のつまり具合を考えたら、忘れられた村のスープとか大魔術教団とかのが濃い気がするんだけどねー というか、新1と2ってあれ単巻物だったんだよね……結構内容密度あったよなー

何と言うか、お気楽ほのぼのな展開ではあるけど、読んでて気持ちいいんだよね。今回、パステル死にそうになって、両親に止められてるけどwwww
というか、パステルたちっていつ、グリーンドラゴンにあったっけ? 全く記憶にねぇwwwww

あと、今回、ドラゴンの病気を治すために、わざわざ酒とりに帰ったりしてるけど、シロちゃんの血があれば解決する問題なんだよなと……作者その設定忘れてんのかねw? でも、そういったことに思い及ばす利己的にならないところがパステルたちのいいところだとも思うんだよなー ほっこりする。
だけど、何でパーティの皆はパステルが気づくまで、その場にとどまらなかったんだろう? いつもだったら多少待機しそうなもんだけど…… 気絶したパステルを担いでシージェッターに戻ったんだろうか? たまにはこうゆうこともあっていい気がするけど、作者のページ数上の都合なのかと思ってしまった……

しかも、シージェッターはご都合なまでの光動力だから、シロちゃんいたら燃料気にせんでええしwwww

それにしても、FQ世界の野菜名とかはどうにかして欲しいな……持ち味が無くなってるorz まぁ、作者も年だし、20年以上も連載してたらしょうがないのかもしれんけどね……
あと、今回、ノルやシロちゃん、クレイの言葉遣いってこんなんだったっけかー?って思う部分があった。シロちゃんの喋り方はもっと可愛かったというか、「みんな」じゃなく「みなしゃん」、「トラップあんちゃん」じゃなく「トラップあんしゃん」だったと思う。
というか、会話だけで誰が喋ってんのか判別しにくくなったような……


だけど、ほんとパステルたちってレベルは殆どあがってないのに、どんどん凄いことに巻き込まれてんなーって思う。カシアス4年も冒険者やってんのに何となくフリーターしてましたーって印象だしwww
でも、最近というか、クレイはよくレベルアップしてる気がする……今巻でレベル8じゃん!


デュアンも終わったことだし、FQの刊行ペース早くなればいいなぁって思うけど、どうなんだろね。前回に出たのが8月だから、今回ペース的には早いほうだと思うけれど……

まぁ、なんだかんだ言いつつ、FQは惰性買いなところもあるけど、毎回楽しみに読んでるのは否定できないので、続きが早く読みたいなと思います。

テーマ : 感想    ジャンル : 小説・文学

[小説] Replica Doll 著:野口祐加


Replica Doll (幻狼ファンタジアノベルス)Replica Doll (幻狼ファンタジアノベルス)
(2011/10/28)
野口 祐加

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<あらすじ>
幼馴染みの風磨に弱みを握られ、下僕として生きる高校生の瑠璃は、騙されて彼の血を飲まされ、傀儡師(ドール・マスター)の力を与えられてしまう。自分に執着する風磨の心がわからず、異世界(ヴァルカ)から地球へ不法入国する者たちを監視する仕事(レプリカ・ドール)をすることになった瑠璃。さっそく特殊護衛隊として、凶悪な呪術士を瑠璃たちは追うが―。


S系幼馴染に弱みを握られてるおにゃのこヒロインという印象をレビューやらで受けたので、そりゃ、幼馴染でそんな設定だったら、私が食いつかんわけないだろwwwww と、言うことで、読んでみたい気持ちがむくむくと膨れ上がってしまいまして、早速読んでみたのですが……個人的にはあまり面白くなかったかな……


なんというか、キャラも一癖あるのかと思ったら、主カプが存在して、その他の設定が肉付けされてるんじゃないかという印象を受けた。風磨と瑠璃という幼馴染キャラはいいとは思うけど、他の紅、シャノン、ルーアというキャラも含めてどっかで見たことある感は拭えず、本筋のストーリー展開にしてもご都合主義を感じずにはいられなかった。
まぁ、そういったレビューは読む前に見てたから、多少のご都合主義展開でも、主カプに萌えれればいいやーと安易に考えてはいましたが……やはり、本筋面白くて、読んでてどうなるかわからないwktk感がないと活字媒体作品は面白くないね。

そして、最初抱いた瑠璃への印象がなんつーか、読んでてぶれまくりな気がしてどうゆうキャラなのかわからんかった。冷静系なクールで、はにかんだ笑顔が可愛い設定はあれど、それが殆どいかされてないというか。言葉通りというか、ただそういう設定という印象で、作内で彼女が行動するにおいて、それらを感じられる部分が皆無な気がした。はにかんでモテモテ描写と紅を魅了したくらいか?
クール淡々系かと思ったら、普通に慌ててたり熱血部分もあるような?


まぁ、そんなこんななので、最初の方はいつもどおり暫くまじめに読んでたけど、途中で面倒くさくなって、風磨瑠璃の掛け合い読んで終わりでいいやwwwって気分になってきたので、いつものよにじっくり舐めるようにして文字は追わずに荒々しく読み終わりました。読んだと言えるか正直怪しいですw これがある種の速読というものでしょうかw?
それでも、粗方内容読み取れてるんじゃないかって思えるのは、それだけページ数の割りに無駄な表現というか地の文や会話、オリジナル単語のオンパレードだったからじゃないかなと思ってしまう。


主人公の瑠璃は、小さい頃幼馴染の風磨の寝込みを襲ったことを切欠に数々の弱みを彼に握られ服従させられているというのが根本的な設定。
毎日、膝枕で手ずから風磨に昼食を食べさせてあげてます。

いや、これ、ただ単にらぶらぶカップルだろうとw

風磨がS系かと思ったんだけど、改めて粗筋見るとどこにもそんなこと書いてなかったwwww
まぁ、それはいいんだけど、Sというより、瑠璃に甘えまくりで独占欲剥き出しの我侭君です。

二人の掛け合いはそれなりに面白いと思ったけど、そこまで作品自体にウェイトが割かれてるわけでもない。瑠璃と他の男が関わったら風磨がやきもち妬いて不機嫌になってーって感じ。

というかね、一応、読んでみようと思った理由の一つとして現代舞台ってのもあったんだけど、これ正直必要あるのかとwww ほぼ序盤で異世界に突入してるので、学校生活の描写はほぼ無しといっても過言ではない。私、楽しみどころねぇよwwwww
あと、序盤はほぼ学校の昼休みから始まるわけだけど、主人公は何も思うことなく5時間目の授業サボるし、学校のこととか何も言及されず異世界に行きます。ちょ、おまっ、両親への断りとか学校とかどうすんだよwwwwと。しかも、主人公の瑠璃、学校生活なのにマニキュア塗ってるとか、どんなビッチ学生だよとwww そこはクリアのマニキュアと一言言ってくれよwww


また、風磨が持ってる傀儡子(ドール・マスター)の力が瑠璃に与えられたことによって、このお話の展開に巻き込まれていくわけだけど……その展開も唐突過ぎて……www 初っ端から、読者の私おいてけぼり感が半端なかった。なんというか、読み終わった後改めて思うと、だから何?というか、結局、風磨が瑠璃を好きなようにしたかったってだけの話だろとwwww
本筋としては……まぁ、ぶっちゃけ、厨二要素っつーの???
ファンタジーにそんなこと言ってもしょうがないけど、何で現実と異世界がそんな関連性あるの?とか、何か色々と設定と展開に説明不十分感が無きにしも非ず。


勿論、今回自分の読み方も関係して細部読み取れてない部分もあると思うんだけど、何で瑠璃が風磨に従ってるかってのか正直最初からよくわからんし、弱み握られてるって言っても、それが何かは作内で言及されてない気がする。
また、瑠璃が可愛いモノを見たときに豹変する性格とかもそれの一つに当てはまるんだろうけど、なんともまぁ、その豹変ぶりが明らかなテンプレキャラというか、スクエニとか一迅社、マッグガーデン系の漫画作品キャラにありそうというか何と言うか……別にその豹変に関して、他キャラが吃驚する描写はあれど、突っ込みもないし、風磨からは何も無し……。


とりあえず、個人的な印象としては、テンプレ的性格の幼馴染二人とその従兄弟が異世界行って、またまたテンプレ的異世界キャラと一緒に問題解決するよ!って話な印象。



最後に、個人的にあー無理……って思ったのは、地の文……っつーか、文体です。
書かれ方はほぼ一人称小説的なのに、何故か三人称仕様。しかも、三人称や神視点での描写のよいところは他人視点部分も描写できる点にあると私は思うわけですが、瑠璃視点で固定されてます。だから、三人称小説なのに凄い違和感。その中に喋り言葉的なものも沢山織り込まれてる上に、基本的に情景描写がほぼ皆無。
ラノベ的(ラノベなんだけどねw)な変な部分に拘った一転集中的な描写が多様されてる印象。別にそれが悪いわけではないし、一人称なら有りな気がするけど、三人称なもんで、ここでもまた違和感を覚えました。


とりあえず、まぁ、私にはハズレだったってことで。

それでも、幼馴染の掛け合いを楽しめたと思えたらならまだマシだったけど、それすらも何か微妙でね……orz
幻狼ファンタジアの第二回幻狼大賞「奨励賞」受賞作らしく、読む前に試し読みして決めたいって思って探したんだけど無かったんだよね……。PCゲでも体験版が必要なように、漫画でも小説でも試し読みは重要だと昨今思います。消費者は無駄にお金を使えるわけではありません。まぁ、私自身半額以下で購入してるので、良かったですが、新品購入してたら、めちゃくちゃ無駄買いした気分に陥っただろうなと正直思います。
今度から、新人作品やレビュー少なめな作品は、やはし地雷回避することも大切だなと身をもって知りました。

それにしても、今年は沢山の地雷を踏んだ年だなと思います。
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Recommending
▼誰が何と言おうと、お勧めNo1なライトノベル。思春期萌えの方は、この身悶えるような快感に存分に酔うことができるだろう。
[感想] アンゲルゼ 孵らぬ者たちの箱庭
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▼韓国ドラマ「太陽を抱く月」の原作、上下巻。お互いの顔も知らないまま終わった幼い恋。しかしそこには外戚が関わり、父王が隠蔽した恐ろしい事件が隠れていて――。8年の時を経て、再び動き出す【太陽】と【月】の恋物語。
[感想] 太陽を抱く月(上)(下)
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▼上記「太陽を抱く月」同作者による韓国ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」の原作翻訳本「成均館儒生たちの日々」上下巻。大河的歴史背景と登場人物の心情描写が最高に美味しい! 日本の少女小説で味わえない面白さがここにある! そして、「奎章閣閣臣たちの日々」上下巻へと続く。
[感想] 成均館儒生たちの日々(上)(下)
[感想] 奎章閣閣臣たちの日々(上)
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成均館儒生たちの日々(上)成均館儒生たちの日々 (下)
奎章閣閣臣たちの日々 (上)奎章閣閣臣たちの日々 (下)




「烙印の紋章」と世界観を同じくする作品。人質として敵国で過ごしたアトールの第二公子レオ・アッティールが、どうして後世悪名高き英雄『首狩り公』と呼ばれるようになったのか――? 重厚な世界観はもちろん折り紙つき。ライトノベルを読む楽しさ数年ぶりに思い出させてくれた胸熱な戦記物。
[感想] レオ・アッティール伝Ⅰ 首なし公の肖像
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▼WW2という世界を背景に生きる少女(少年?)たち。正直欲張りすぎだろ!ってくらい萌え要素の詰め込みを感じるも不思議と破綻せずに読ませる魅力に溢れるている。6年の歳月を経て講談社文庫で新装復刊、2015年4月現在3巻まで刊行中。全4巻完結予定。
[感想] カーリー1~2巻
カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女> (講談社文庫)カーリー <2.二十一発の祝砲とプリンセスの休日> (講談社文庫)



▼TL小説。騙されたと思って読んで見ろ!
◆ただの男女として出会った二人が少しずつお互いを知り、そして――(火崎勇著「恋と泥棒の仕方は覚えます」) ◆わずかな気持ちのすれ違いから誤解が生じてしまう。王道の話運びの中、一人称の心情描写がぐいぐいくる。(火崎勇著「あなたの手を取るその前に」) ◆復讐のため陵辱され愛人関係を強いられたその先、過去の真実とは――?(藤波ちなこ著「初恋の爪痕」) ◆互いに心と身体に傷を持つ姫と騎士、二人の出会い。姫を救うため騎士のとった行動とは?(藤波ちなこ著「最愛の花」

[感想] 恋と泥棒の仕方は覚えます
[感想] あなたの手を取るその前に
[感想] 初恋の爪痕
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恋と泥棒の仕方は覚えます~姫君と黒の貴公子~ (ジュリエット文庫)あなたの手を取るその前に (ガブリエラ文庫)
初恋の爪痕 (ソーニャ文庫)最愛の花 (ソーニャ文庫)



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ましろのおと(1) (講談社コミックス月刊マガジン)ましろのおと(13) (講談社コミックス月刊マガジン)



▼竜×人間のもどかしい恋物語。独自の世界観と取捨選択され凝縮された内容が魅力的。恋愛だけでは語れない少女小説。2015年4月現在、6巻まで刊行中。
[感想] 白竜の花嫁 1~3
[感想] 白竜の花嫁 4 朽ちゆく竜と幸いなるもの
[感想] 白竜の花嫁 5 愛の終わりと恋の目覚め
[感想] 白竜の花嫁 6 追想の呼び声と海の覇者
白竜の花嫁 紅の忌み姫と天の覇者 (一迅社文庫アイリス)白竜の花嫁6(仮) (一迅社文庫アイリス)



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ニコイチ(1) (ヤングガンガンコミックス)ニコイチ(10)(完) (ヤングガンガンコミックス)

◆同作者による、義姉弟モノの恋愛作品、ライアー×ライアー。2015年4月現在6巻まで刊行中。
ライアー×ライアー(1)ライアー×ライアー(6) (KC デザート)



▼罪について描かれた三作が収録された作品集。個人的には冬霞が一番好き。少女漫画的には半夏生。→ 感想




▼「花」に愛しい人を奪われ、癒えない傷を胸に、主人公は「花」と戦うことを決意する。主人公とヒロインの距離感が絶妙。世界観もファンタジックで幻想的。続きが読みたくて堪らない作品の一つ。
[感想] 花狩のロゼ 歌姫は薔薇を殺す
花狩のロゼ 歌姫は薔薇を殺す (B's-LOG文庫)



▼ごく普通の中学生として過ごしていた主人公の日常が変わっていく。限られた世界の中で、日常を隣り合わせに死闘が繰り広げられる。先の見えない不安の中に面白さが混在し、今後の展開が全く読めない。2014年1月現在、一学期編完結、4巻まで刊行中。2013年12月よりstudio ET CETERAで5巻分を無料公開中。
[感想] ほたるの群れ1~2巻
[感想] ほたるの群れ3巻
[感想] ほたるの群れ4巻
ほたるの群れ〈1〉第一話・集(すだく) (幻冬舎文庫)ほたるの群れ2 第二話 糾 (幻冬舎文庫)ほたるの群れ 第三話 阿(おもねる) (幻冬舎文庫)ほたるの群れ 第四話 瞬(まじろぐ) (幻冬舎文庫)




▼青春恋愛小説。主人公の達観したような淡々とした視点の中、様々な感情が混ざり、ある種の熱さを伴ってヒロインに接している描写がたまらない。全3巻。
[感想] 東雲侑子は短編小説をあいしている
[感想] 東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる
[感想] 東雲侑子は全ての小説をあいしつづける
東雲侑子は短編小説をあいしている (ファミ通文庫)東雲侑子は全ての小説をあいしつづける (ファミ通文庫)



▼最近のライトノベル界では中々珍しいガチ戦記物。しかし、ライトノベルとしてニヤっと出来るキャラ具合もちゃんと盛り込まれてる感じが堪らない。全12巻。
[感想] 烙印の紋章 1~9巻
[感想] 烙印の紋章 12巻
烙印の紋章―たそがれの星に竜は吠える (電撃文庫)烙印の紋章XII あかつきの空を竜は翔ける(下) (電撃文庫)



▼とにかく大好きな少女漫画「こどものおもちゃ」の紗南ちゃんと羽山のその後を読むことが出来るHoneyBitter番外編。これの前編が出たときは、雑誌で何度も何度も読んでは、次号が出るまでの間、こどちゃも何度も読み直しました。もう、最高です!→感想
Deep Clear 「Honey Bitter」×「こどものおもちゃ」特別番外編 (愛蔵版コミックス)


▼某社倫理規定に抵触し出版停止となった、唐辺葉介氏のあの問題作が、ついに始動。→ 感想
暗い部屋



▼軍人幼馴染目的だったが、成金と庭師にやられた。えろもシナリオも満足保証!! 特に成金BAD「後悔」は涙腺刺激された。→ 感想




「蝶の毒 華の鎖」のFD「蝶の毒 華の鎖 ~幻想夜話~」。ハッピーエンド後のアフターストーリーのみならず、本編バッドエンド周りも補完されてるとのこと……三郎EDないかなぁ……正直、誰得だが、BADだとあってもいいと思ってしまう。




▼「黒と金の開かない鍵。」(→感想1感想2)を処女作にもつlittle cheeseの新作「トリック オア アリス」
黒と金の開かない鍵。トリック・オア・アリス



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波

Author:波
脳内はいつもピンク色。
妄想とかレビューもどきの感想とか、勝手気ままに綴ってます。ネタバレ含みまくりです。胸熱な勢いで更新したくなる作品に出会ってない気がする今日この頃。
ブログを更新するほどの熱い想いを持てなかった読了本の感想は、読書メーターにて。
拍手レスページ(2011.08~)

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