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The Dream is to any directions on the Current of the Clouds. 主に漫画、ライトノベルの感想などを更新、溢れるオタク思考が原動力です。



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[漫画] 俺様のおやつ 著:秋元奈美

俺様のおやつ (MIU恋愛MAX COMICS)俺様のおやつ (MIU恋愛MAX COMICS)
(2013/07/16)
秋元奈美

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秋元奈美先生のTL新刊!!

にしても、この人、西洋ネタ好きだな~
この青に恋をした」も舞台はフランスだったし、確かミラガの倉重先輩が留学したのはイギリス……そしてそれが言葉だけじゃなくて、色々凝ってるんだよな。
今回もパティシエというお話のネタってだけじゃなくて、バックボーンがしっかりしてる……。TLで注釈ついてる作品なんてそうそうないよw?


今回のお話は、イケメン凄腕パティシエと女子大生のお話。
TL漫画にしては珍しく、一冊全部このカプのお話です。

彼氏に浮気され、ケーキをヤケ食いしようとした先でパティシエの拓磨と出会うことになった苺は、味わって食べないなら売るのを断られるが結局1個買ってしまうことに……。拓磨のケーキを食べた後、彼の店へ再び訪れた苺は、新作スイーツを試食させてもらえることになり、素人とは思えない鋭い指摘をする。
拓磨もそんな彼女の指摘を必要とし、二人の距離は縮まっていくが、男としても彼に惹かれ始めていた苺は、人員補充で入った新しいパティシエの女性と自分が彼にもたらすことの出来る違いに凹み、就職活動という名の言い訳をし彼と距離を置こうとするが、距離を置いたことで彼への気持ちへ気付くことになる。そして、苺は彼の店へ向かうが、オレ様な拓磨は苺が来ることを確信していて……。

と、そんな二人の話がつまった一冊です。

個人的にTLを読んでて、もやもやっとするのが、このヒロインは処女なの?非処女なの?ってとこだったりします。
結構処女厨なところはあるけど、それでも純情ぶったヒロインが処女じゃないようなそぶりをして、どっちやねんってもやもやするよりは、今作の主人公のように元彼の存在が匂っていて、処女じゃないと明確化してる方がすっきりしてて好きです。

正直言って、TL漫画としてのえろ自体は味付け程度に過ぎませんが、過去作でもそうなように、ストーリーが普通に少女漫画として楽しめるくらい内容があります。
ぶっちゃけ、大概のTL小説がそうだけど、TL漫画も無い内容がデフォなので。

あと、オレ様男性が相手だと何で主人公思ってんの?ってとこも多々あるけど、苺のスイーツに対するずばりとした指摘やら仕事面でもプライベートでも、拓磨が苺を必要としている描写がきちんとあって良かった。

それと、ちゃんと避妊してるってのも確定づけられるのも好感度高い。
男性向エロ漫画ならともかく、少女漫画派生のTL漫画でもあやふやなの多いんだよ。口では何とでも言ってても、責任とれるような状況でない男女が避妊してないのってどうなん?って思ってしまう。TL小説だと世界観が殆どの作品で現代じゃないから、好き勝手やれよお前らwwwって気分で読めはするけどw
今回、妊娠したかも!?みたいな内容もあったけど、拓磨も社会人としての誠意ある行動見せるし、非常に高感度高かった。
お互いがお互いを身体の関係を除いても惹かれあってる様が描かれていて、読み物として普通に面白かった。
やっぱり、TL漫画に於いても、主人公にも男にも好感度高い作品は良いね!


ていうか、苺は洋菓子店でバイトしていて、スイーツが好きで、それらの言葉に仏語が多く、そして仏文科とは言え、普通にフランス語に堪能とか意外にハイスペックな主人公ですww


何気に秋元先生の単行本化してる作品は全部手元にあると思うけれども、やっぱり何だかんだとミラクルガールズが好きだな。特に倉重先輩とみかげのカプとか最高だわ。
つか、何気にKindle対応してるしwww
ミラクル☆ガールズ(1) (講談社コミックスなかよし (692巻))ミラクル☆ガールズ(1) (講談社コミックスなかよし (692巻))
(2012/11/05)
秋元奈美

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作者があとがきで、パティシエ物は他社も含めると三作目とあったけど、本棚で確認したところ、「危ないストロベリー・ボーイ」(果たしてこれはパティシエ物と言っていいのかよくわらんがw)と「東京SEX 2」に収録されてる『甘い時間』かな?

正直、TL漫画ってフルプライスで買うと地雷とは言わないまでも、もったいないと思ってしまうことが多々あるけど、小学生の頃から好きな作者さんだという信者補正も入ってるかもしれんが、秋元先生のTL作品はフルプライスで買っても絶対後悔しないと正直安心して読めるなと思います。
まぁ、逆に昔からの先生のファンの場合、昔の印象が強くて何でえろ……って思うファンも沢山いるのではないかと思うけどね(´・ω・`)

スーツを着た悪魔 (MIU恋愛MAX COMICS)スーツを着た悪魔 (MIU恋愛MAX COMICS)
秋元 奈美

いじめて縛って触って…愛して。 (MIU恋愛MAX COMICS) 俺様のおやつ (MIU恋愛MAX COMICS) 秘書課ペットの育て方 2 (ひめ恋SELECTION) 私の可愛い人 (MIU恋愛MAX COMICS) ライオン彼氏に狙われて (ミッシィコミックスYLC Collection)

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テーマ : 漫画の感想    ジャンル : アニメ・コミック

[漫画] 腹切りラヴァーズ 著:天野ちぎり

腹切りラヴァーズ (バンブー・コミックス 恋パラコレクション)腹切りラヴァーズ (バンブー・コミックス 恋パラコレクション)
(2007/06/25)
天野 ちぎり

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最近、TL小説界の挿絵で活躍の天野ちぎり先生。
以前、蝶の毒 華の鎖の絵師と決まったとき、何作か読みましたが、なんというか、しんみりする作品が多く、えろとか萌えとかそういう感じはなく、正直TL漫画としては面白いのかよくわからなかった。

で、最近になってまた若干読んでみようという熱も再燃し、読んでみることに。


表題作「腹切りラヴァーズ」は、何でも人以上に出来てしまう女の子が主人公である意味自暴自棄な感じで日々を過ごす。そんな中、興味持った男は柔道部主将で、実は小さい頃通ってた柔道教室の息子さんだったという。
真面目な堅物男がぷっつんいく様が萌えでしたw

今作は、5作収録されているのだけど、「縛ってバニラ」「スウィート&ホワイト」のカプが可愛くて好きだった。
えろも良かった……というか、ちぎりさんの書く女の子は体系がもっちりしてて良いね!
このお話は、若干人見知りの男の子が思い余って、上司の田島さんを監禁する話。って、これだけ書いたら酷いけど、何かえろてぃっくで可愛いお話。

「つぎはぎの恋」は、少女漫画的なお話ではある感じのお話。素直になれない男女の話。
最後にえろでシメなのはTL漫画だししょうがないけど読了感にはあまり残らない感じ……orz


「空蝉の愛人」は、何ともまぁ、しんみりした話で若干よくわからんって感じでした。
母親の恋人と娘がいたしちゃうという……そして、その恋人はいなくなるという……。私がこれより以前に読んだ天野先生の作風的にはこういう作品が多い印象を受けました。「山手奇譚」「月にくちづけ」とかを読んだもやもやっとした印象に近い。
月にくちづけ (恋パラ・コレクション)月にくちづけ (恋パラ・コレクション)
(2013/06/25)
天野 ちぎり

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恋する肉奴隷ちゃん (バンブーコミックス 恋パラコレクション)恋する肉奴隷ちゃん (バンブーコミックス 恋パラコレクション)
天野ちぎり

月にくちづけ (恋パラ・コレクション) 黒王子と快感ハニー (ミッシィコミックスYLC Collection) 誘惑バニラ 不機嫌ミント (恋パラ・コレクション) 魅惑の居候クン (バンブーコミックス 恋パラコレクション) 先生のトリコ (ミッシィコミックスYLC Collection)

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テーマ : 漫画の感想    ジャンル : アニメ・コミック

[小説] カーリー1、2 著:高殿円

 ねえ、カーリー。
 もしも、この先世界が変わって、インドが英国でなくなり、あるいは、英国とインドが敵同士になってしまっても、わたしたちは、けっしてそうはならないでいましょう。
 これからどんなに辛いことが起こっても、たとえ人が戦争をおこして、その土地から人を追い出しても、人間の居場所はなくなったりしない。
なぜなら、人は最後まで人の心の中に住んでいられる。

 心とは、人が血を流さずに手に入れられる、たったひとつの領土なのだから。

(カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女> p321)



カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女> (講談社文庫)カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女> (講談社文庫)
(2012/10/16)
高殿 円

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カーリー <2.二十一発の祝砲とプリンセスの休日> (講談社文庫)カーリー <2.二十一発の祝砲とプリンセスの休日> (講談社文庫)
(2013/03/15)
高殿 円

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ファミ通文庫から2006年4月に刊行したカーリーが、講談社文庫から新装復刊!!!!

って、言っても、私はカーリーのファンでもなんでもなく、たまたま本屋で見て、作者あとがき読んで、名劇的な小公女セーラとか王子様とか恋とかいうワードにぐぐっときまして、レビューを見たところ、おおっ、男の娘いるのか!なんて思ったのが読む切欠となりました。

カーリーの表紙自体は見覚えあるような無いような記憶があって、百合物ならいいやとスルーしてても不思議じゃないのですが、作者があとがきで触れてるように、確かにこれをファミ通文庫でよくやったわ……ってか、少年向で明らかに少女向作品を出したわけだから、確かに売上げには繋がらなかったのかもしれない。けれど、続きはまだかと言うファンも多かったらしく、約6年が経って、こういった形で新装されたってのはそれだけ魅力的な作品であったということでもあるんだろう、そして実際に読んでみて、それは私の中で確信に変わったと言ってもいい。

ぶっちゃけ、寄稿されてた同人を読んで、高殿先生の作品は作品世界の整合性とか突っ込みどころありそうなイメージを持っており食わず嫌いをしてました。プリセンスハーツとか気になるの作品はあるのだけれど、某所って細部まで気にするなら合わないと言われたこともあり……読むことはないかなぁなんて思ってました。


そんな私が、ツボに入りまくったこの『カーリー』という作品。
中古で購入したら、これは新品お布施してやるって思って、ネット通販で買ったら初版だけど、何故か重版帯になってたのが気に食わなくて、地元の書店で初版+初版帯のが平積みされてるの思い出したから、新品2冊買いしてしまうくらいに馬鹿なことするくらい久しぶりにツボに入った。

何というかなぁ、小学校とか中学校の頃に読んでたら、もっと歴史の勉強に身が入ってたかななんて思います。


これ書くの凄いなって思います。参考資料とか絶対少ないだろ、作者マジで凄い。
膨大な歴史的背景も伺えるってのに、軽く読める読み物に仕上がってる上に、でもWW2という戦争の空気も匂わせている。
WW2前夜という世界情勢を背景に、インドという地での少女たちの寄宿舎学校のお話。
そんな中に男の娘に扮した王子様であるカーリーがいて、主人公であるシャーロットを見守っている……という。
暗くなりそうな世界情勢下なのに、そこで生きる少女たちはひたすら明るい。でも、世界の波には逆らえなかったり……。

正直なところ、萌え要素をここまで詰め込むんかい!?ってほど欲張ってるのに不思議と破綻してないのが何か凄い作品だと思います。
何か、女子寄宿舎学校ということで、若干の百合要素、女装の男の娘にそんな彼は王子様で、もしかしたら主人公シャーロットの種違いの弟かもしれなくて……近親ネタも匂わせてたりする。
いやぁ、この辺の落としどころどうするんだろ? 種違いの姉弟であるのは確定的だし、未来で一緒にいることは確定してるみたいだし、かといってカーリーのシャーロットへの想いは、明らかに弟のそれとは違うけど、ある種恋とか以前に同族意識のが強いのかもしれないと思うと少女小説脳で読むと辛い。

私は恥ずかしながら、近代史とか終戦記念日ですら胸張って言えないような人間ですが、ちょっとその背景をまともに頭に入れてみようかと思うくらいに、このカーリーというお話には端的には言い表せない魅力があるように思います。
なんというか、軽く読めるテイストのお話なのに、ぐっと来るようなメッセージ性が凄く詰め込まれてるように思います。


と、こういうと褒めすぎってなるかもしれないけれど、ラノベとしてみれば、シャーロットの男性にさわるとくしゃみがとまらなくなるとか突っ込みどころ満載だし、ちょっとしたラノベくさい行動とかぶっちゃけイラっとすることもある。


1巻読んで、シャーロットもカーリーもその後一緒に過ごしてるような描写があるし、悲しいことにはならんのだろうっての伺えるのが救い。1巻ラストで、ただ、カーリーと一緒に居たいからとWW2がはじまったからとシャーロットを迎えにきた叔母の手を振り払ってもカーリーとともにいたいとひたむきな真っ直ぐさを見せるのがやばい。

そして、2巻では、インドの藩王国の一つの王女様までやってきて、恋に走るけれどもそれは仕組まれたものであったりもして……そして、この巻でカーリーの正体もばれちゃいます。ってか、カーリー絶対むっつりスケベだなwwwwなんて思うほどには、ラノベ的に軽く萌えれるらぶも散りばめられてるのが、少女小説好きな私にはツボる。つか、トイレ描写にそっち方面想像する私も正直どうかしてると思うが……。
んでもって、2巻で結構焦点が当てられたヴェロニカがまた可愛い! もう、私の中ではラヴィニアボイスで脳内再生余裕でしたwww

んで、ラストこんなところで終わるんかい!?
ってところで2巻が終わるわけだけど……これ、当時からのファンにしてみれば、本当に講談社文庫で新装、3巻決定して良かったねと心から思った。
そんなところで次巻からは4年の月日が経つことになるという。


んでもって、カーリー熱もさめやらぬまま、3巻の内容執筆開始!ってことで、IN★POCKET2013年6月号を読んでみました。30p程度な上に、全部この人の視点かよwwwとは思いましたが、シャーロットは中々の才女に育ってるらしい。
しかも、作者のTwitter曰く、3巻は後宮編らしい……なんか、カーリーとシャーロットの再会がどのようなものになるやら……。この作品に、当て馬って出てこないのかな?
3巻からは情勢的にはもっときな臭いことにはなりそうだけど、何はともあれ楽しみです。

でも、文庫として纏まるまで、この連載量で何ヶ月も追いかけるのはきついので、素直に文庫化を待つことに私はします。


あと、以下の情報は一応反転しとく。

カーリーにはまったのを切欠に、高殿先生同人活動もされてるから、書き下ろし短編とかないかしらと探してみた。
TAKADONO OTHERⅣに、「カーリー番外編~秘密のカードとコインいりクリスマス・プディング~」が収録されてます。
作者の方は一応残部少で残ってるという情報を見かけました。あと、twitter情報だけど、今年の冬コミでカーリースピンオフを予定してるとか何とか。
一応、運の良いことに、OTHERSⅣは先日オクで入手することが出来た。気になる人は、アラート入れとくといいかも。冬は代理購入頼むかな~ この前、初めて代理屋さんという存在を知った。1サークル数百円で請け負ってくれるらしいw 1000円取られても正直いいよなって思います。九州からの遠征費を考えたらw



カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女> (講談社文庫)カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女> (講談社文庫)
高殿 円

カーリー <2.二十一発の祝砲とプリンセスの休日> (講談社文庫) IN★POCKET 2013年 6月号 IN★POCKET 2013年 7月号 芙蓉千里 (角川文庫) 剣と紅

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テーマ : 感想    ジャンル : アニメ・コミック

[漫画] ごきげんハチミツホリデー 著:日生佑稀

ごきげんハチミツホリデー (カルト・コミックス sweetセレクション)ごきげんハチミツホリデー (カルト・コミックス sweetセレクション)
(2013/02/16)
日生 佑稀

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Renta広告に釣られ、男装物大好きな私なら手を出さずにいられなかった。

過去の日生佑稀作品レビュー見ても分かるとおり、個人的にはこの作者の作品は地雷とまでは言わなくても、当たり障りがなさ過ぎるのが多いように思ってます。レンアイ研究室は好きだったけどw

だけど、思ったよりも今作は思ったよりも良かったという印象。
今回は「ごきげんハチミツホリデー」「アンラッキーガール」「ラッキーガール」「むすんでひらいて」の4作収録。うち二作は同じカプなので実質3作になるのか?


表題作、「ごきげんハチミツホリデー」は、親が海外転勤になるからと祖父母のいる日本に残ったはいいけれど、祖父が転入手続きをしてくれた学校は、男子校! 男女共学になるには来年まで待たなくてはいけない!ということで、納めた入学金は返ってこないし、海外に行くのも嫌だし1年間女子だということを隠して通学することに。まぁ、この次点で突っ込みどころ満載なのですが男装フィルターかかってるせいか、あまり気にならない不思議w
男装生活をする上で、クラスメイトの隼人を好きになるも、好きな人には男子のふりをしてても女だって気付いて欲しい!という思いを抱えつつも、男子校生活を送っていた優だったが、学園内で校長がポロリと女子がまぎれていることを話していたのを聞かれてしまい、クラスメイトは悪ノリのように女子っぽい奴を脱がそうとしていて、優も巻き込まれそうになるが、男だと思っていても優を好きになっていた隼人が皆の前でぶっちゃ告白してその場は丸く収まり……逃げた先の図書館で……というお話。
終わり方も普通な感じだったけど、処女童貞であることが明確でちゃんとゴム描写があったのが好感持てた。なんで用意周到なん?って優じゃないですが思ってしまいますが、男子高生の楽しみだよね!って思っておくw

ただ、書き下ろしの今作に出てくる生徒×先生(幼馴染同士)のカプを仄めかせる感じは若干蛇足感。別に悪くないけど、凄くお約束な感じでw 作中、実は秘密で付き合ってるとかじゃないよねーとただの幼馴染感がいいなぁと思ってたので。


「アンラッキーガール」「ラッキーガール」は、付き合い始めて3ヶ月のカプとその1年後の話。
普通に可愛いカップルのお話というか、主人公の鈴子はちょっとした事故で彼氏の携帯を見てしまう。そこにあったメールは本命彼女を匂わすメールで!?と突っ走った鈴子ですが、実はそのメール相手は彼氏の祖母だったというwww
腹を立てた優には、不運が続き、ヤケになって携帯投げたら窓ガラスは割れるし、携帯は壊れるし、バイト先は潰れるし、楽しみにしていた花火大会は台風で中止になる……家に帰ろうとするも、雨に濡れ、こけてドロドロになるわ、通りかかった車に水かけられるわ……とにかく運が悪いのだけれども、そんなとき通りかかったのは彼氏の要ちゃん。鈴と連絡がつかないからと来てくれたらしい。
何を失くしても彼だけは諦められない……と子供のように泣く鈴子が凄く可愛かった。
何か、えろのアングルが今までにない感じでえろ可愛かったです。若干女の子が攻めな感じなのも良かった!

そして、次は1年後も安定のこのカプのお話なのですが、今度は逆につきまくってる鈴子のお話です。落とし穴は勿論あるけど、ある意味運がいいのかw?


最後の「むすんでひらいて」は、初めて距離を置くことになって初めてお互い素直になれた幼馴染の話。
何かえろは凄いらぶらぶ感あったんだけど、男側が何だかんだ一途さを匂わす感じなのに女側はそれなりに男渡り歩いてんのかな?と思えたのが少女漫画的思考をすると何だかなぁって思った。
この人の書く研究者気質の男の子は結構好きかもしれんww



レンアイ研究室 (カルト・コミックス sweetセレクション)レンアイ研究室 (カルト・コミックス sweetセレクション)
日生 佑稀

colors. (カルト・コミックス sweetセレクション) はつ恋 (カルト・コミックス sweetセレクション) ココロ言ノ葉 (カルト・コミックス sweetセレクション) Eternal Star (Eternity COMICS) おいしい彼を落とすには? (カルト・コミックス sweetセレクション)

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[小説] 丕緒の鳥 十二国記 著:小野不由美

これといって楽しみにすることもないし、張り合いを感じることもない。それでも国のためだと言われると、ほんの少し、意義のあることをしている気分になれた。
 やがて一人が脱落し、最後の一人が五つ先の街に駆け込んだ。さすがの若い体力もそこで尽きた。
「なんだか分からないけど、国のためなんだってさ。王宮に届けないといけないんだ、できるだけ早く」

(丕緒の鳥「青条の蘭」 p275)


丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫 お 37-58 十二国記) 丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫 お 37-58 十二国記)
(2013/06/26)
小野 不由美

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12年ぶりの十二国記新刊。

私が十二国記を知ったのは、アニメ化前、その頃はまだ「黄昏の岸 暁の天」と「華胥の幽夢」も発売しておらず、今思えば比較的すぐに新刊のリアルタイム発売を経験した覚えがあります。つか、私の中でインターネットというものが当たり前じゃなかった時代なのによく発売日とかの情報をしいれて本屋に通ってたなぁっとww
これらが出た2001年の10月か11月頃、新刊発売が本屋の発売日一覧のようなポスターにタイトル未定で載ってて発売日前日、発売後数日本屋に通いつめたのですが、「発売してません」という答えをもらい、そのまま何もなかったかのように発売はしませんでした。結局あれは何だったんだろう?、私の勘違いか?という妙な思い出が残るまま、12年が経って、この度書き下ろし2作を含む短編集が発売となりました。


収録された、4編の「丕緒の鳥」「落照の獄」「青条の蘭」「風信」とも、陽子たちの軸を主軸に考えれば、12年前に出た「黄昏の岸 暁の空」の続編的な内容は全くありませんでした。
というか、全て十二国記の世界に『生きる人』の話であり、十二国記の主要キャラを慶主従、延主従などの王の周りの人間と考えるなら、全く関係ない話でした。まぁ、背後には彼らの気配を感じるんですけどね! それがまたいい。
それでも読ませる魅力があるのが十二国記という世界の素晴らしさだと思いました。私、本を買っても合いそうになかったらざっと目を通すだけとかも普通にあるので。萌えも何もない、ただただお話の魅力だけで読ませる作品はそういえば最近読んでなかったなと改めて思いました。

正直なところ、12年ぶりの新刊だと言うのに、主要キャラがメインの話が一作もないのってどうよ?っていう思いはある。これを十二国記の世界でする必要はあるのか?など色々と思うところはあったし、12年ぶりということで、ただそれだけの理由で世に出てくれるだけで嬉しいという新作を渇望しきったファンだからこそ、採点基準は非常に甘くなってるかもしれないとも言える。
けれど、そういう思いはあるものの、やはり十二国記の世界がとても魅力的で面白いと思ったことには偽りないんです。




ということで、ざっと感想を書いとくことにする。




<丕緒の鳥>
表題作のこの話は、2008年2月に発売したyomyom6号に掲載されたのが初出です。このときも雑誌確保のために書店予約したりしました。
当時読んだときも、慶国の話なのに、陽子たちとは関わりのないような官職の話で若干の退屈さを感じた覚えはあります。
しかし、陶鵲というものがあたかも存在するかのように息づいてるのは凄いなと思う。音が出たり香りがしたり……そして、ただ派手になっていくそれと短命な王が続いたことで、丕緒の陶鵲に対する熱意も以前とは変化し、そして彼独自の陶鵲というものに対しての解釈により、打ち落とされて砕ける陶鵲を民に見立て、王にその権力の絶対的な力を知ってもらおうとする。景麒に恋慕した予王はその悲壮さと荘厳さを兼ね備えた陶鵲に目を背けたわけだが、景王である陽子は何かしら感じることがあった様子。そして、予王時代の景麒の無能さはたった一言の「主上はとても傷ついておられる」で露にされてるのが何か凄いwww
そして、きっとこの短編を2008年に読んだファンは思ったことだろう。ラストに陽子キタ――(゚∀゚)――!!と。
丕緒は、この陽子に見せた陶鵲を最後に官を辞そうとしてたわけだけど、彼の思いが何かしら景王である陽子に通じたことで彼にとっても、慶という国にとっても、これからの希望を感じられる話でした。



<落照の獄>
これ、2009年9月にyomyom12号に掲載されたわけですが、雑誌買ったのに暗すぎて全く興味惹かれず、実は読まないままで、今回初めて読むことになりました。
当時、裁判員制度が設けられたことにより、何かそういった現代背景を匂わすのような内容とか当時言われてた。
この話は、緩やかに国が傾いていってるという柳国の話です。
大まかに内容を言ってしまうと、死刑がない柳国で殺人を何度も犯した狩獺に対する処遇の話。法的には死刑はない。しかし、民からは死刑にしろと言われる。所謂、中間管理職的な瑛庚さんが苦悩する話。結局、死刑にせず刑罰を用いたところで狩獺は反省しないと本人も明言し、結局色々悩み検討するものも、狩獺を死刑するという結論に達する話です。
お手伝いをして小金を貯めた子供が自分と妹のために桃を三つ買おうと小金を握り締め出かけた先、狩獺は酒一杯と同じ額のその小金を手にするために、子供を殺した。特に殺意はなく、ただそこにあったからというのが一番の理由になるのだろうけれど、この非道さに狩獺の死刑を民は望む。
柳国は死刑制度がない代わりに、法的な縛りがしっかりしてる国で、死刑の有無による犯罪の増加はなく、寧ろ凶悪犯罪率は他国に比べ格段に少ない。犯罪に対しての刑罰の意味、そして、死刑に対しての有効性もこの話では暗に語られてると思う。
正直言うと、この話を読んでて、狩獺の気持ちもわからなくはないと思った。生きていてもしょうがない。死にたいけど自殺は出来ない、だから殺してほしい、死刑にしてほしい。生活に困らないから刑務所に入りたい……。ふと、秋葉原通り魔事件を思い出しました。
ただ、それでも多少なりとも人は誰でもダークな思考に陥ることはあるけど、ブレーキがきくのが当たり前であって、行動には起こせない。きっと、狩獺はそのブレーキの螺子がおかしいんだろう。
結局、狩獺は死刑が決定するわけだけど、それはある意味狩獺の望む措置でもあり、狩獺の勝ちとも取れて読了感はよろしいものではなかった。
十二国記として見れば、どうしてこんな話?と思うところはあるけれど、こういった問題の結論は簡単に出せないからこそ、法を曲げてでも狩獺に死刑を言い渡すというのは一つの結論として良いと思った。
人間誰しも更正できるとかっていうのは当てはまらない人間は勿論いるだろうし、狩獺みたいな罪を罪と全く思わない人間もいるだろう。
死刑に対する問題提起って倫理観とか色々出したらキリがないけど、日本だって死刑決まってもそれが執行されるまで凄く時間かかる。その死刑囚を養うのは税金なわけで、そういった問題提起も含まれてるのかなとも思った。



<青条の蘭>
書き下ろし短編!
面白すぎて、翌日寝不足になってしまった……。希望を繋ぐ男達のドラマが熱い!!

全く前情報を見ずに読んでたもんだから、一体どこの話だ!?なんて思って、陽子を主軸として、色々頭の中で十二国歴史表を展開してたw
冬が厳しいってことから、南側の国は暖かいし、そもそも才、漣、奏は安定してるから違う、冬というキーから北の国に焦点を当ててみて、柳の話は落照があるからないだろう、戴はお話的にしないだろう、雁の治世は500年、恭は珠晶ちゃんいるから無し。芳は月渓頑張ってる。範の治世は300年、慶は主人公陽子の国……全ての消去法で巧王が色々やらかしちゃった後か?って思ったりしてたwww 「帰山」で語られてるけど、個人的に思うのは麒麟が人道に反する行為を通ることで通常と異なる病み方をした国って、王が倒れた後酷い荒れ方するのかなと……。国としては倒れてないとは言え、泰麒自身も病んでて戴も大変なことになってるわけだし。
まぁ、そんな色々なことを考えて読んでたら、まさかまさかの延王登極直後の雁の話だったwww
里木の成りようから、雁と察することは出来たようですが、私生憎「東の海神 西の滄海」読んでないんだなw 何故か12年以上前だかに読もうとしてこのままだと寝れなくなると自己自制してそのままでした……。そろそろ読もう。読み出したらどうせ止まらないw
それはさておき、そんな延の昔話……500年前のお話なわけで、陽子の時代を軸とした近代のお話ではなく、過去話だったとは全くの想定外でした。玄英宮という一つの言葉で全てが繋がったよw
ということで、延王の前王が荒らしまくって、まさに何もないというようなまっさらな荒廃具合の雁国。
原因不明の奇病が山毛欅を襲う。奇病に侵され倒れ、石化したようなその木は高値で取引され、普段は何もしない役人たちが私服を肥やすためにやってきたりする。しかし、問題はそんなことではなく、木が少なくなることでそこの植生にも変化をもたらし、食べ物を求めて動物が人里を襲う、また木が倒れることで山の地盤が緩み、山崩れの原因となる。そのことに対して一早く気付いた包荒が、その問題を標仲に訴える。この奇病を止めるための有効な手段は無いか模索する。猟木師の興慶は、この問題は天の采配だからと、継州に下された問題は解決策もそこで見つかるはずだと言う。天が与えた問題だから、解決策も天が与えてくれるはずだ、と。その解決策となる植物への目星は簡単につき、山毛欅の奇病に有効性は確認できるも、それを持ち運んだり増やすことは非常に困難で、どうしようかと試行錯誤してたとき、新王が践祚、青条と名づけられたその植物を雁国にもたらしてもらおうと王の元に青条を届けようとするも、官吏が心無い行いをしたりと、これは自分たちで直接届けるしかないと、翌年に雁国中に青条を得るために、新年を迎える前に王の元に届けなければと標仲は発つも、仙とは言え無理が祟り倒れてしまう。時間はない、一時期は野木の下によく見られた青条の群生も少なくなってきている、天が施した解決への道標もタイムリミットが近づいている。しかし、どうにかして王宮へ届けたいという標仲の気持ちに打たれたのか最初の一人から始まり、リレーのように国のためと青条は人の手を渡っていくことになる。荒廃した中でも、国のためと思うとちょっとやる気を出す感じのやってみるか的なノリの良さが現代にも通じるものを伺わせた。その人の繋がりに熱さがこみ上げてきて、涙腺刺激された。
最後、延王の元に届けられたかどうかまでは語られていないけれども、現軸で見ると延国は500年の治世を誇る大国となっているわけだから、ちゃんと延王もとに届いたんだろうけど、雁国をこんな危機から救った裏には、こんなドラマがあったなんて誰も知らないんだろうなぁ、標仲から手渡された後の人たちは皆既にこの世にはいないんだろうし、彼らにとってはその運んでる荷の重大性なん知らないんだろうけど、辛い世の中で生きてても、その場のノリ的な軽さもあったんだろうってくらいだろうからね。
大国となった現在、標柱や包荒たちはまだ現存してるのかな?

このお話も、若干問題提起というか、無能政治家やら甘い汁をすすり続ける公務員とかの問題が伺えるなぁって思いました。



<風信>
書き下ろし短編2編目。傾国の話。予王時代の終わりの話。
つか、結構予王はえげつないことやってたんだなぁっと。
落照や青条に比べたら、勿論蓮花の置かれた状況や時代背景的には殺伐としたものはあるんだけれども、雰囲気は若干のんびりしてた。暦のために日々の些細なことを研究する人たちの話。そして、その日々の研究から得た結果、天気具合や鳥の雛の孵り具合が違うという、天の気が整い始めている、確実に新王が立つ証だと。
辛い状況でも、自分の仕事を真剣に黙々とこなしている彼らだからこそ気付ける些細な変化が胸に熱かった。
これ、まだ新王が立ったとは言い切ってないから、新王と麒麟の距離的なものとか麒麟が王と認めた後とかなのかな? この時系列的にもしかしたら、陽子は巧国絶賛放浪中なんだろうかw?






と、何だかんだと凄く読み応えありありな一冊でした。

新刊長編はいつかな? 
それで、もう十二国記は完結となるのかな? それでも、短編集「丕緒の鳥」をちゃんと世に出してくれた小野主上に感謝!




月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫 お 37-52 十二国記)月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫 お 37-52 十二国記)
小野 不由美 山田 章博

月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫 お 37-53 十二国記) 風の海 迷宮の岸  十二国記 (新潮文庫 お 37-54 十二国記) 魔性の子 十二国記 (新潮文庫 お 37-51 十二国記) 東の海神 西の滄海  十二国記 (新潮文庫) 風の万里 黎明の空(上) 十二国記 (新潮文庫)

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テーマ : 感想    ジャンル : アニメ・コミック

[漫画] ハニー 2 著:目黒あむ

ハニー 2 (マーガレットコミックス)ハニー 2 (マーガレットコミックス)
(2013/06/25)
目黒 あむ

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[感想] ハニー 1

ピュアな二人がひたすら可愛らしい「ハニー」第2巻。
こうやって思えば、このタイトルも砂吐くレベルで余ったるいなww
個人的には、今の別マ連載陣では一番好き。


今回の収録第一話目で、衝動的に寝込みを襲う形で奈緒にキスしてしまった鬼瀬くん。
個人的には、寝込みちゅーってのはNG要素なんですが、これは凄く可愛らしく思えました。
しかも、奈緒に気付かれ動転するあまり、謝って忘れろ告げるも、自分の気持ちだから忘れるなと堂々と告げる鬼瀬くんはマジイケメン。

その後、放心しつつも、三咲くんに相談を持ちかけ、相談を持ちかけられたことを嬉しがりつつフォローする三咲くんも可愛い。

つか、親のいない同級生男子の家に遊びいくとかアウアウでしょー
凄いそういった順序的考えが古風な鬼瀬くん何やってんですかwwwwとは思うものの、純粋だからこそ出来るワザなんでしょうな。

んで、今巻で奈緒も、叔父への気持ちは恋ではなく、鬼瀬への気持ちこそが恋なんだと自覚し、鬼瀬へ気持ちを告げ、結婚を前提としたお付き合いが始まります。

まぁ、ピュアな二人ですから、夏休みも特に何事もなくほのぼのと終わってしまい、新学期、鬼瀬のクラスメイトであるイケメン二見くんが登場。
もう、当て馬臭がぷんぷんする彼ですが、このほのぼの二人がどう関わっていくか、二見くんがどういった行動をとるか凄く楽しみです。
鬼瀬くんは鬼瀬くんで、クラスに友達を持つことでき嬉しさのある新学期となったわけですが、そこで焼きもちを妬いてる三咲くんが可愛いwww


と、2巻はここまでのお話。



別マ7月号でこれのすぐ続きのお話が読めるわけですが……
鬼瀬くん、お前はいったいどこの国生まれなんだwwww 
本当に日本人かよ! 読んでるこっちが恥ずかしくなったわwwwww


何か、最近漫画の感想書くのって難しいなって状況に陥ってます。
今までも大したことは書いてないけど、纏めるのが難しい。
テーマ : 漫画の感想    ジャンル : アニメ・コミック

[小説] 断罪の微笑 著:宇奈月香

「お前、生娘か」
 ライラの反応にカリーファが声を弾ませた。見下すような物言いに屈辱を感じたが、抜き差しされる度に引き攣る肉の痛みが辛くてそれどころではない。泣きたくないのに溢れてきた涙が止まらなくなった。
(p14)


断罪の微笑 (ソーニャ文庫)断罪の微笑 (ソーニャ文庫)
(2013/07/03)
宇奈月香

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ソーニャ公式の試し読みを読んで、おっ、えろで男性視点あるべ、なんて思って手を出してみたw
試し読みの感じも好みだったし、本が届くまでに作者HPで何作かざっと読んで文章も嫌いじゃなかったため、期待が高まった。

なので、感想。


十五歳の時、大国マスウードの捕虜となったミズク国第三王子カリーファは、捕虜先の国の王女マレイカに辛い目に合わされるも彼の部屋に優しい手を差し伸べに訪れるライラの存在に心を救われる。二人で逃亡を図るも裏切られたと知り、十年後、彼はマスウード国に報復する。そして、自分を虐げてきた王女マレイカを殺さず復讐することにする。しかし、その復讐をしていた相手は、彼の初恋の相手で、マレイカの双子の姉であり、『悪魔憑き』として公式には知られていないもう一人の王女ライラで、彼女も彼に心惹かれていた。また、妹を逃がすため身代わりとなるも、復讐という名の辱めを受け入れる日々を送るが、マレイカが捕らえられたことで彼女たちの入れ替わりが明るみに出ることになる。マレイカと思い、戯れにライラに施した呪詛は彼女を死へ至らしめる『断罪の微笑』だった。後悔の念と彼女を救うことを誓うカリーファ。
ライラに異常な執着と猟奇的な感情を露にするマレイカ。彼らが迎える結末は……!?

お話としては、一応表面上はハッピーエンドを迎えます。


読んでて、負の感情は回りまわって自分に還るのだな、復讐は何も産まないななんて思ってました。


というか、マレイカのキャラが狂ってて魅力的なキャラだった。
彼女を自分へ執着させるために外堀を埋めたり、色欲魔人の父王の手にかかりそうになったライラのために、彼女のふりをして父王に抱かれたり……。
作中、彼女の異常なまでのライラへの執着は伺えるけれども、そうなった経緯の描写が若干不足しているように思えた。腐った世界を見すぎたがために、自分と同じ容姿をして純粋で綺麗な彼女を守りたかったんだろう。そして、結局、マレイカは火の中に着え消息不明となるんだけど、多分、何か西方とやらに逃れてそのうち復讐で攻め入ってきそう。彼女はその美貌と頭脳で西方のトップをも篭絡して操りそうだわ。
彼女視点で、もっと彼女の行動理由、これからの生き様を見てみたいと思えるほどに、マレイカというキャラが凄く魅力的でした。
何か、BLOOD+のディーヴァの声で脳内されたわ。特に「姉様」って言うところ。しかし、ここでクレヨンしんちゃんを思い浮かべてはいけないw

ソーニャ文庫のテーマである『歪んだ愛』ですが、それはマレイカに当てはまるなって感じでした。もし、マレイカが男だったら、別の意味の愛憎もあって面白うだなと思えるくらいに、彼女の歪みっぷりは素敵でした。




で、えろの方。

うん、陵辱描写いいねー!!!

ヒーローがヒロインへの執着のために、無理やりから始まるTL作品は多めだと思うけど、最初の陵辱シーンが、ヒーローの復讐からなのが良い。
しかも、媚薬付けにされ快楽に抗えないようにされたヒロインを犯し続けるヒーローってのも私の読者的S心を擽られました。しかも、その陵辱期間も明示されているため、おお、ヒロインはこんな長いこと辛い目にあってんのか!って思うと読んでて楽しかった。

ただ、最初の処女貫通シーンで、普通辛い目を合わせるなら復讐者であるカリーファは傍観者と徹し、自ら行動は起こさず、嫌悪感を催すような相手に犯させたりする方が効果的じゃないか?って思った。まぁ、そこまでやったらTLとして成り立たないけどwww 
その辺が若干ご都合的にも感じるし、ライラの立場を思えば優しいもんだよなって思う。
つか、憎みきった復讐相手に勃つのかよwwwと。その辺の下半身事情に笑った。その後の陵辱期間も下半身の状態はばっちOKだぜ!な状態だったりするしww

また、その半年間に渡るヒロイン陵辱期間も、媚薬付けにされているということが、精神的にはライラの逃げ道になってるんじゃないかなと思った。素面状態で痛めつける方が効果的なんじゃないかな?
なんつーか、復讐目的で始めたけど、虜になって性奴隷として重用するようになりましたっていうかw まぁ、途中からライラの面影を見つけて重ね合わせることで貪ってたわけだけどさ。

ある意味、カリーファが受けた痛みもマレイカから直接与えられたものだから、自らが与えるという点ではある種フェアなのかw?
というか、最初マレイカに受けた酷いことってのは性的なものもあったらいいのにと思ってたけど、流石に十歳の女の子には無理かw 過去に性的な辱めを受けたからそれを遣り返すって感じなのかなとも思ってたんだけどねw 一応、マレイカに手放された後は、マスウード王の慰み者にはなってたみたいだけどw

なので、恐怖と痛みしかなく、精神的に本当に辛い陵辱行為は、囚人たちの目前で行われた最初の貫通シーンのみかなと思う。
初期段階の身体がまだ慣れてなくて、快楽を全く伴わない辛いだけの陵辱描写もあったらなーと思った。
あと、陵辱期間とカリーファがライラを髣髴させるマレイカへの違和感をもっと濃厚に描いて欲しかったな。
ぶっちゃけ、入れ替わりが判明するまでは読んでて辛いわ……って思う部分はったけど、だがそれが良い!って感じで、きゅんきゅんしながら楽しんでた部分もありました。


ただ、単にえろとして見れば面白かったけど、中々ストーリー上にえろがある話が前提として存在し、魅力的に思える反面、そういった細かい点が妙に気になった。

なので、えろに関しては前半がクライマックスな感じが否めない。結構、二回戦描写も数度あって、えろに関しては回数が多い方のように思えたけ、二回戦有も1シーンとしてカウントすると他TL作品と頻度的にはあまり変わらないかなと思った。描写的にはそこまでこってりなえろさはないかな? なのに、結構えろく思ったのは、結構TL読んでて思う、日常パートからえろパート入ったなって感があまりなく、えろに行く過程にあまり唐突性がなくて、ストーリーと相乗効果になって楽しめてたからだと思う。
あと、カリーファ視点から見る視覚的描写もえろさを引き立ててたと思う。そういうのってあまりTLでも乙女ゲでも無く、どっちかというと男性向エロゲに多い感じの部分もあるからでしょうけど。




ライラがマレイカじゃないって、カリーファがわかるのは色々やらかしまくった後だから、正直ざまぁwwwwって感じがあって面白かった。
ただ、カリーファが取り返しのつかないことをしたと後悔する反面、ライラに誤解させるツンツン態度を継続させるのがなんだかなぁ、とりあえず、ごめんなさいと言葉だけで謝るってよりは悶々悩んでくれた方が読み物としては面白いけどw
まぁ、育った環境からしょうがないとはいえ、ライラのネガティブ思考も大概だなって思ったけどw

そして、後悔するももう遅い、彼女には触れる資格はないとか思いながら、彼女が死を望むそぶり見せると直情的抱いてしまうというww
作中でライラが言ってるように、彼女自身が彼を望める立場ではないってのもわかるけど、どうせなら彼女の方から彼を求めて関係を深めて欲しかったなと。陵辱時代に口戯とか色々しこまれたんだからさぁwwwww

と、媚薬付けの陵辱期間のえろが、あまり生きてないかなと思った。ただ敏感な身体にされただけで、後半のえろはただ受身体制だったなぁっと……。
嫌いじゃないけど、序盤のクライマックス感が強いせいか、拍子抜け感があった。なので、若干中盤は読んでてだれた感じが無きにしも非ず。



あと、連日のようにライラの居る地下室に通い、いくら攻め落とした国の圧政強いた元凶である王女に対してとはいえ、連日と言っていいほどの頻度で足を運び、陵辱を繰り返す君主に対し、常人な思考を持つ家臣は何も思わなかったんだろうか?
ばれないようにしてたのかとも思えば、ルトフとか普通に知り得る状況であったみたいだし。


また、これを言ったら、お話自体が成り立たなくなるけど、いくらマレイカへの復讐であると知っていても自分に繰り返される辱めに対して、復讐とはいえこんなことが平気で出来る人間なんだとライラがカリーファを見限る思考には繋がらないのだろうかw?
まぁ、そこは二次元的に酷いことされても愛しい男だから許せる、酷い行為も甘んじて受ける悦びもあるってのかもしれませんが。
カリーファからしてみれば、心の中では彼女がライラであって欲しいという意識もあり、その行為に拍車をかけ楽しんでたようですがw

あと、身を挺して逃がしたマレイカの安否について、真相がばれた後、特に心配する素振りがないのがなぁ……そんだけ守りたい存在だったのであれば、カリーファの目がないときにでも会いに行きそうなもんだがw
しかも、マレイカに対してぶっ飛んだ思考で嫉妬するしwwww
何かマレイカが可哀想になったよ(´・ω・`)




色々設定が凝ってる反面、ヒロインヒーローの思考やらに若干の突っ込みどころをあげだしたら長くなってしまったw



つか、どうせなら陵辱の限りをつくして、ライラと判明する前に妊娠判明とかあったら、一応、罪人という名目で捕らえられたライラが今から興る国の王の子を身篭ったりしたらどう対処するつもりだったんだろう?
こういう薄幸系ヒロインのif展開は、非常に妄想の余地があると思います。


うーん、普通に作品のアウトラインとしては非常に好みで、えっ、いきなりそこにエロ入るん?みたいなTLによくある唐突性はなく、ストーリー上必要エロではあると思うけど、だからこそ、その辺のキャラ心情と行動に突っ込みどころがある部分もあったかな。
ただ、世界観が魅力的と思えるだけに気になる点も多く、国を動かす上での人間関係や取り巻く環境が見え辛いなと思った。
あと、自分の教養がないことを棚にあげるが、アラビアン系にあまり興味がない私としては、ヒジャブとかの用語が当たり前のようにあがるので、思わずggってしまいました……。



最初は若干文章に慣れない部分もあったけど、普通にお話としては魅力的ではあったので、もし次回作が出たら読みたいなとは思いました。
えろシーンも含め男性視点多いのが良いね!
カリーファのライラに対しての気持ちも描かれてて凄く良かった。
形振り構わず、かつて自分が刃を向けた相手に助けを請う様はへたれかっこよかった! ライラをどうにかして生かそうというカリーファに思わず涙腺刺激されたよ……。゚(゚´Д`゚)゚。


まぁ、始まりが始まりだから、読者は選ぶのかもしれないけど、感情論を除ければ読み物としては面白いなと思います。
でも、内容が内容ということもあり、上記であげた違和感もあり、ハッピーエンドとはいえ、手放しに良いと言える読了感でもないかなぁと思います。仁賀奈先生のソーニャ創刊時の作品ときも似たような感覚がありました。そこは、『歪んだ愛』がテーマだからしょうがないか!ってことでw

TLだからこそ出来るお話だったと思います。

今でも大好きな男性向エロ本「YOUR DOG」を読んだときにも思ったけど、そのカテゴリでしか扱えない設定の作品ってのは本当に読み物として魅力があるよね!


あと、アミナさんがめっちゃ良い人でした。
こういう誠心誠意お仕えするキャラっていいよね。


挿絵は、えろ絵の方が綺麗なのが多くて、服着てる絵の方が違和感あるなって思ったな。



ソーニャ文庫は外れが少ないイメージ。
イースト・プレスさんはいい仕事してるわ!
華鬼」といい、ネット作家さんの発掘が本当に上手いね!


断罪の微笑 (ソーニャ文庫)断罪の微笑 (ソーニャ文庫)
宇奈月香 花岡美莉

甘いおしおきを君に (ソーニャ文庫) 薔薇の淫愛: 姫君は総統閣下に奪われて (ティアラ文庫) 熱砂の王子と金の姫~王宮の夜は淫らに更けて~ (ジュリエット文庫) 花嫁の値段~月下の秘夜に濡れる恋~ (ジュリエット文庫) 花散らす風 ~斎き宮は露蜜に濡れて~ (シフォン文庫)

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[小説] 雛遊び -ひいなあそび- 著:仁賀奈

「……え……?」
 なにが起きたのか解らず、杏子は小首を傾げる。
「……お、……男を煽って『くすぐったい』で済むかっ! 本当にお前は愚かだな、呆れ果てるほどだ!」
 湯着の裾を捲り上げられ、向かいあわせに桐梧の膝を跨がされた。
 からかわれた仕返しをするつもりだったのに、桐梧の情欲を煽ってしまったらしい。

(雛遊び ―ひいなあそび― p104-105一部略)


雛遊び-ひいなあそび- (シフォン文庫)雛遊び-ひいなあそび- (シフォン文庫)
(2013/07/03)
仁賀奈

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仁賀奈先生のシフォン文庫4冊目!
6月刊の淫惑の箱庭を読み途中で積んだまま、一気読みしてしまいました。

何となくだけど、仁賀奈先生のシフォン文庫作品ははずれないんじゃないかと思ってしまう。
と言っても、私はシフォン作品はこれの他さらわれスノーホワイトしか読んでませんがw はずれというか、地雷源が少ない? まぁ、妙に男性向っぽいと言われたりもしてるから、それが私のツボに入ってる可能性もあるけれどもw 今回も若干そういう風に思える箇所がありました。


数日前に、公式試し読みを読んでから早く読みたい気持ちがもりもりアップしていましたw


幼い頃に東宮に嫌なことばかりをされ、自分は嫌われている他人を不快な思いにさせるんだと引きこもりな生活を送っていた十五歳の杏子。いつもの仁賀奈ヒロインと言ってしまえばそれまでだけど、無自覚美少女でネガティブ。太政大臣の二の姫ということもあり、苦手意識を持ったままの東宮の元服の際、添い臥しを命じられ、腹違いの兄高平の助言もあり、添い臥しを数日後に控え早朝に逃亡。しかし、そこは不慣れなお姫様、暴漢に襲われそうになるが見目麗しい青年梧桐に助けられ……!?な話。

読者から見れば、梧桐の漏らす台詞の端々から彼の正体は簡単に推測できます。
まぁ、そこに気付かないのは、聡明だけれどもにぶにぶという仁賀奈ヒロインのお約束。


さて、今回のカプ、何とヒロイン杏子は十五歳。相手の東宮様は二歳年上の十七歳。私が読んだTLの中ではあまり見ない低年齢カプでございます。
数え年であることを考慮すると、十四歳と十六歳
やばい、二次元に於いて、こういった年ごろの性衝動やら色々私の萌え要素でございます。

そしてそして、今回何よりの萌え要素が、仁賀奈ヒロインというか、TLには珍しいちっぱいヒロイン!!!!!
いやぁ、めちゃくちゃ可愛いです。まぁ、挿絵ではそれなりに実ってますがねw 14歳という年齢も有り発達途上のご様子。
つか、さらわれスノーホワイトでは、ロリ巨乳ひゃっはー言ってた覚えのある自分を思えば、結局萌えれればいいんだろう。中途半端が一番萌えないかな。大概、TLヒロインはナイスバディな美少女ではありますがw


というか、今回萌えどころ属性が多いっていうか、ヒーロー梧桐の方も、仁賀奈さん大好きの腹黒ドSというわけではなく、ただただヒロインが大好き過ぎるわんこ系ヒーローです。
しかも、そんな雰囲気になる前に、自ら童/貞宣言するとは、とても清々しいね!

まぁ、一歩間違えればヤンデレルート突入しそうなぐらいの執着っぷりな上に、誤解した挙句最初はやらかしちゃいましたがw
どうやら、杏子の父親には、初潮後すぐに入内するように言ってたらしいが流石に断られた様子www 父親の身から出た錆が今回のお話の一騒動に起因しているものの娘は可愛かったのだろうw

平安物で東宮がお相手だというのに、最初から妻は他に娶らないという愛しっぷり。背景的に世継ぎ問題云々に関しては、似非西洋世界観以上に重そうなのにw
もう、杏子が結婚承諾したときの喜びようったら……可愛くてにやにやにやにやしてしまいました。

まぁ、ぶっちゃけネタバレというまでもなく暗黙の了解的に、その梧桐=東宮なわけですが、幼い頃杏子がいじめられて来たと思っていたのは、子供頃にありがちな好きな女の子にどういった態度をとっていいかわからないといったやつでして、杏子が結婚が嫌で邸を逃げ出してきた理由を本人の前であげ連ねると、それを擁護する形で弁解する梧桐がまた可愛いwww


仁賀奈作品というか……TL作品で、ここまでヒーローヒロインが可愛くてにやにやしたのは初めてかもしれません。
本当に、梧桐は杏子のこと好きなんだなぁっと。
あと、いつも思うのが、ヒーローってヒロインの見た目以外褒めてねぇじゃんwwwとか思うのですが、今回も出会いは一目惚れであったとは言え、杏子の内面が気に入っているというのがちゃんと描かれていて凄く好感持てた。
逆に言うと、杏子はそのまま流されていいのか?と彼女の恋心云々に関しては流されてるだけじゃね?って思うところもありましたが、平安物と考えるとそんなもんかな?と勝手に納得した。ネガティブ思考だからこそ、こんな自分をとても想ってくれてるし、酷いことされたけどそれは自分に好意を寄せてくれているからこそだし、イケメンだし東宮のところに嫁いで嫌な思いしたり家族に迷惑かけるよりはいいかな……的な? どっちかというと、梧桐が好き好きアピールしまくって、杏子折れたといったところか? 梧桐の押し勝ちだねw

東宮と気づかないまま梧桐自身に惹かれて、梧桐本人も東宮である自分は嫌われているとわかっていて、添い臥しのその瞬間まで正体は明かされず……杏子本人からして見れば、添い臥し前に他の男の妻になり、東宮の元に上がらないといけないわけなので、ストレスで禿るだろってレベルなのに、梧桐本人は自分の正体を明かしたら杏子に逃げられると思い、内裏という自分のテリトリー内に置くまでは一応用心をし、しかも長年我慢しまくった欲ぶつけまくって引かれないようにその辺抑制もした模様w 



えろに関しても、いつものようにがっつり満足クオリティ!!!

湯船で素/股、組紐で拘束+無理やり、対面座位、お口でご奉仕+残滓ぶっかけ+ごっくん……と和風なシチュも相まって良い読み応えたっぷりでした。書き連ねると何だか男性向けっぽいところもありますがwww
まぁ、自慢の温泉風呂でそんなことやられてしまった前大納言は涙目でしょうがwww
ちょこちょこ男性向け臭い感じもあり、個人的にはにやにや物ではあったけれど、嫌いな人は嫌いなのかな?

著者の作品を何作か読んで、一騒動があった解決後の仲直りえちというか、大概無理やり系から始まるもそれが連続するだけで、最後のらぶえちってのが無くて物足りないといか、もう一声!って感じがするんだけれども、今回はそれもなく最後は添い臥し描写もきちんと描かれており、その辺も満足でした。しかも、杏子の顔見るともっと煽られて理性ぷっつんしちゃうから見ないように後背位とかwww 可愛すぎだろw

えろ欲を言えば、お初で梧桐が暴走しまくり、彼に連続で何度も中/出/しされた後、その辺の事後な汁的描写があれば個人的にはにやにやものだったのになぁっと……ちょっと残念。ていうか、自分の思考も多分男くさいんだろうなww さらわれスノーホワイトではあって、うほっとにやついた覚えがありますw


著者があとがきで杏子のことを小悪魔系と言ってましたが、一貫して杏子視点の中、彼女の梧桐への無自覚煽りっぷり、そしてそれを受けて赤面して照れる彼が凄く可愛かったです。
ヒロインのことが好き過ぎてそういった感情面が表に出まくるヒーローってあまりいなかったと思うので凄く良い意味で新鮮でした。結構、やれやれ系イケメンというか、お前は本当にもう……的な感じで冷静に腰振るヒーローは結構な頻度で見かける気がしますが……。
だから、耳が弱点な梧桐の狼狽っぷりやらが可愛く、それを知って自分がされたことへの仕返しとばかりに煽りつつ、仕返しされてしまうというwww
って、さらわれスノーホワイトでも似たようなところで萌えてたので、私はそういったシチュが萌えなのだろうw

杏子に好きな男がいると誤解して、無理やり事に及んで酷いことしてるという自覚はあっても、それを後悔はしないと言い切ってしまう清々しさにも妙な好感が持てたww
まぁ、杏子はそのまま快楽に溺れて流されただけに思えなくもないけれどね……



とにかく、杏子視点が一貫しているのに、梧桐が杏子のこと好きすぎるのがきちんと描写されてて凄く良かったです。まぁ、でもやっぱり、男性視点があった方が個人的には楽しいのだけどw
もう、この東宮様ときたら、自分の母親や父親の寵姫、女房など女性相手にまで嫉妬しまくりだというねww
男と目を合わせたらどんな目に合うんだよってくらいの執着ぶり。17歳という年齢もあり、初潮後すぐに手に入れる算段だったのが何年も待たされすぎて色々歪んじゃったんでしょうね。二次元カテゴリで見ると凄く可愛くにやにや物です。



とりあえず、杏子には、孕んでしまえば、暫くは東宮の絶/倫回避出来るんじゃね?と進言したい。
自分から積極的に孕ませてやると言ってはいるけど、その辺暫くお預けになってしまうことは、思考の範疇なのだろうかw?
杏子は、東宮の相手を出来る唯一の妃だし、持て余してるからと他の女のとこに行くような東宮でもないから、色々閨房術仕込まれて結局は相手はさせられそうだけどwwww




挿絵の方は、あまり期待してなく、目に焼き付かせないようにしようと思いつつ読んでたんですが、綺麗な物が多く、妙な先入観持ってた割には、変な崩れ方もなく良かったです。
えろ絵という意味では、ほとんどぼかされた感じなので、見るからにえろ!ってのはないですが、変にデッサン崩れて気持ち悪い記憶に残るようなものでないので良かったです。表紙と口絵のカラーも色彩がぼかしな感じではっきりしてないというのも好みでした。
というか、何作かTL読んできた中で、挿絵にうへぁって妙な気持ち抱かなかったのは天野さん以外では初めてかもしれません。まぁ、おっぱいの描かれ方は残念な感じでしたがw うん、えろ必要でも無理してそれらしく描かれない方がいいね。個人的にはラノベでも表紙と登場人物紹介さえ良ければ、挿絵いらない派です。変な挿絵に脳内妄想壊されたくないってのが正直なところ。たまに文章と違ってて混乱したりもするしね。ぶっちゃけ、それは今回もあった。一枚の挿絵としては綺麗だったけどね。



今回、6月刊だったのが7月刊に伸びたわけですが、その割には若干文章が同じような繰り返しに思えるところもあったり、珍しく一文だけの前戯描写で貫通かよ!みたいなところもありましたが、私が今まで読んだ仁賀奈作品の中では一番好きと言えるかもしれません。
えろ描写は本当にいいって思えるけれども、結構ヒーローヒロインに好感度持てない要素多いんだよね。両方好感持てるのは結構稀。
それと、似非西洋世界観でいつもある6行程にわたるスイーツ描写とかそういったのがなく、読み流し要素もなくて良かったかな。


とにかく、杏子と梧桐の二人が本当に可愛かった!!!!
初回版には、折り込みチラシの短編がついてて、それも二人がとても可愛かったです。
シフォン文庫の仁賀奈作品の重版具合から、結構スパンは早そうなので、気になられたらお早めに。



うん、これは所持確定だ!
普通にまた読み直したいと思えるお話でした。


作者の初平安物「初蕾」も読んでみようかな~。
初蕾: いたいけな姫君の濡れごと (ティアラ文庫)初蕾: いたいけな姫君の濡れごと (ティアラ文庫)
(2012/03/06)
仁賀奈

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【追記 2013.07.04】
今回の作品、あまりにツボだったため、集英社ペーパー特典付を追加購入。どうやら、初回折込分のSS、出版社特典SS、公式アンケSS3種のSSが存在する模様。公式アンケの方は8月刊辺りに切り替わるのかな?
出版社ペーパーは、コミコミスタジオ取り扱いとあったので、確か楽天で買えたよなーとちょうど送料分ポイントがあったので、何故かソーニャ文庫の「断罪の微笑」と一緒に購入。えろシーンに男視点あるっぽいから楽しみ。
こういうときのヲタの即決能力を通常モードで発揮できたらいいのにと思います。

↓↓↓楽天コミコミスタジオ店、出版社ペーパー特典付商品ページ↓↓↓



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▼誰が何と言おうと、お勧めNo1なライトノベル。思春期萌えの方は、この身悶えるような快感に存分に酔うことができるだろう。
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▼韓国ドラマ「太陽を抱く月」の原作、上下巻。お互いの顔も知らないまま終わった幼い恋。しかしそこには外戚が関わり、父王が隠蔽した恐ろしい事件が隠れていて――。8年の時を経て、再び動き出す【太陽】と【月】の恋物語。
[感想] 太陽を抱く月(上)(下)
太陽を抱く月 (上)太陽を抱く月 (下)

▼上記「太陽を抱く月」同作者による韓国ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」の原作翻訳本「成均館儒生たちの日々」上下巻。大河的歴史背景と登場人物の心情描写が最高に美味しい! 日本の少女小説で味わえない面白さがここにある! そして、「奎章閣閣臣たちの日々」上下巻へと続く。
[感想] 成均館儒生たちの日々(上)(下)
[感想] 奎章閣閣臣たちの日々(上)
[感想] 奎章閣閣臣たちの日々(下)
成均館儒生たちの日々(上)成均館儒生たちの日々 (下)
奎章閣閣臣たちの日々 (上)奎章閣閣臣たちの日々 (下)




「烙印の紋章」と世界観を同じくする作品。人質として敵国で過ごしたアトールの第二公子レオ・アッティールが、どうして後世悪名高き英雄『首狩り公』と呼ばれるようになったのか――? 重厚な世界観はもちろん折り紙つき。ライトノベルを読む楽しさ数年ぶりに思い出させてくれた胸熱な戦記物。
[感想] レオ・アッティール伝Ⅰ 首なし公の肖像
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▼WW2という世界を背景に生きる少女(少年?)たち。正直欲張りすぎだろ!ってくらい萌え要素の詰め込みを感じるも不思議と破綻せずに読ませる魅力に溢れるている。6年の歳月を経て講談社文庫で新装復刊、2015年4月現在3巻まで刊行中。全4巻完結予定。
[感想] カーリー1~2巻
カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女> (講談社文庫)カーリー <2.二十一発の祝砲とプリンセスの休日> (講談社文庫)



▼TL小説。騙されたと思って読んで見ろ!
◆ただの男女として出会った二人が少しずつお互いを知り、そして――(火崎勇著「恋と泥棒の仕方は覚えます」) ◆わずかな気持ちのすれ違いから誤解が生じてしまう。王道の話運びの中、一人称の心情描写がぐいぐいくる。(火崎勇著「あなたの手を取るその前に」) ◆復讐のため陵辱され愛人関係を強いられたその先、過去の真実とは――?(藤波ちなこ著「初恋の爪痕」) ◆互いに心と身体に傷を持つ姫と騎士、二人の出会い。姫を救うため騎士のとった行動とは?(藤波ちなこ著「最愛の花」

[感想] 恋と泥棒の仕方は覚えます
[感想] あなたの手を取るその前に
[感想] 初恋の爪痕
[感想] 最愛の花
恋と泥棒の仕方は覚えます~姫君と黒の貴公子~ (ジュリエット文庫)あなたの手を取るその前に (ガブリエラ文庫)
初恋の爪痕 (ソーニャ文庫)最愛の花 (ソーニャ文庫)



▼この言葉に出来ない臨場感はなんなんだろう。無駄なページが、コマがひとつも無い。漫画としての見せ方がとにかく半端ない。2015年4月現在、13巻まで刊行中。→ 1巻感想
ましろのおと(1) (講談社コミックス月刊マガジン)ましろのおと(13) (講談社コミックス月刊マガジン)



▼竜×人間のもどかしい恋物語。独自の世界観と取捨選択され凝縮された内容が魅力的。恋愛だけでは語れない少女小説。2015年4月現在、6巻まで刊行中。
[感想] 白竜の花嫁 1~3
[感想] 白竜の花嫁 4 朽ちゆく竜と幸いなるもの
[感想] 白竜の花嫁 5 愛の終わりと恋の目覚め
[感想] 白竜の花嫁 6 追想の呼び声と海の覇者
白竜の花嫁 紅の忌み姫と天の覇者 (一迅社文庫アイリス)白竜の花嫁6(仮) (一迅社文庫アイリス)



▼主人公は、社会人女装お母さん(♂)! 定期的に読みたくなっては、腹がよじれるほど笑わせてくれる上に、中にはほろりと来るエピソードも有。女装お母さん真琴と子供の崇、そして真琴の恋人、菜摘が織り成すコメディ作品。全10巻。→ 最終巻感想
ニコイチ(1) (ヤングガンガンコミックス)ニコイチ(10)(完) (ヤングガンガンコミックス)

◆同作者による、義姉弟モノの恋愛作品、ライアー×ライアー。2015年4月現在6巻まで刊行中。
ライアー×ライアー(1)ライアー×ライアー(6) (KC デザート)



▼罪について描かれた三作が収録された作品集。個人的には冬霞が一番好き。少女漫画的には半夏生。→ 感想




▼「花」に愛しい人を奪われ、癒えない傷を胸に、主人公は「花」と戦うことを決意する。主人公とヒロインの距離感が絶妙。世界観もファンタジックで幻想的。続きが読みたくて堪らない作品の一つ。
[感想] 花狩のロゼ 歌姫は薔薇を殺す
花狩のロゼ 歌姫は薔薇を殺す (B's-LOG文庫)



▼ごく普通の中学生として過ごしていた主人公の日常が変わっていく。限られた世界の中で、日常を隣り合わせに死闘が繰り広げられる。先の見えない不安の中に面白さが混在し、今後の展開が全く読めない。2014年1月現在、一学期編完結、4巻まで刊行中。2013年12月よりstudio ET CETERAで5巻分を無料公開中。
[感想] ほたるの群れ1~2巻
[感想] ほたるの群れ3巻
[感想] ほたるの群れ4巻
ほたるの群れ〈1〉第一話・集(すだく) (幻冬舎文庫)ほたるの群れ2 第二話 糾 (幻冬舎文庫)ほたるの群れ 第三話 阿(おもねる) (幻冬舎文庫)ほたるの群れ 第四話 瞬(まじろぐ) (幻冬舎文庫)




▼青春恋愛小説。主人公の達観したような淡々とした視点の中、様々な感情が混ざり、ある種の熱さを伴ってヒロインに接している描写がたまらない。全3巻。
[感想] 東雲侑子は短編小説をあいしている
[感想] 東雲侑子は恋愛小説をあいしはじめる
[感想] 東雲侑子は全ての小説をあいしつづける
東雲侑子は短編小説をあいしている (ファミ通文庫)東雲侑子は全ての小説をあいしつづける (ファミ通文庫)



▼最近のライトノベル界では中々珍しいガチ戦記物。しかし、ライトノベルとしてニヤっと出来るキャラ具合もちゃんと盛り込まれてる感じが堪らない。全12巻。
[感想] 烙印の紋章 1~9巻
[感想] 烙印の紋章 12巻
烙印の紋章―たそがれの星に竜は吠える (電撃文庫)烙印の紋章XII あかつきの空を竜は翔ける(下) (電撃文庫)



▼とにかく大好きな少女漫画「こどものおもちゃ」の紗南ちゃんと羽山のその後を読むことが出来るHoneyBitter番外編。これの前編が出たときは、雑誌で何度も何度も読んでは、次号が出るまでの間、こどちゃも何度も読み直しました。もう、最高です!→感想
Deep Clear 「Honey Bitter」×「こどものおもちゃ」特別番外編 (愛蔵版コミックス)


▼某社倫理規定に抵触し出版停止となった、唐辺葉介氏のあの問題作が、ついに始動。→ 感想
暗い部屋



▼軍人幼馴染目的だったが、成金と庭師にやられた。えろもシナリオも満足保証!! 特に成金BAD「後悔」は涙腺刺激された。→ 感想




「蝶の毒 華の鎖」のFD「蝶の毒 華の鎖 ~幻想夜話~」。ハッピーエンド後のアフターストーリーのみならず、本編バッドエンド周りも補完されてるとのこと……三郎EDないかなぁ……正直、誰得だが、BADだとあってもいいと思ってしまう。




▼「黒と金の開かない鍵。」(→感想1感想2)を処女作にもつlittle cheeseの新作「トリック オア アリス」
黒と金の開かない鍵。トリック・オア・アリス



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波

Author:波
脳内はいつもピンク色。
妄想とかレビューもどきの感想とか、勝手気ままに綴ってます。ネタバレ含みまくりです。胸熱な勢いで更新したくなる作品に出会ってない気がする今日この頃。
ブログを更新するほどの熱い想いを持てなかった読了本の感想は、読書メーターにて。
拍手レスページ(2011.08~)

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