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[小説] さらわれスノーホワイト -ノーブル・ロイヤル・ウェディング- 著:仁賀奈

 後ろを振り返ると、こともあろうかグスタヴスが、ティーナの着ているドレスの紐を解いているのが見える。
「ん、……ん……っ!?」
 なにをしているのかと尋ねようとした。だが、驚きのあまり言葉にならない。
「少しだけ身体を見せてください。妖精に会えることなんて、二度とないに違いないから」

(さらわれスノーホワイト -ノーブル・ロイヤル・ウェディング- p57)


さらわれスノーホワイト -ノーブル・ロイヤル・ウェディング- (シフォン文庫)さらわれスノーホワイト -ノーブル・ロイヤル・ウェディング- (シフォン文庫)
(2012/11/02)
仁賀奈

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これで、仁賀奈さんの本を読むのも4冊目となります。
そして、4冊目にして、一番これが面白いと思いました。絵は表紙はきらきら綺麗ですが、挿絵は個人的には残念な感じでした。


このお話の主人公ティーナ、ロリ巨乳で、超純情内気属性付です。なのに、やるときはやっちゃう小悪魔ちゃん。

そして、ヒーローは、メルヘン思考天然Sを兼ね備える敬語ツンデレ童貞男のグスタヴスことグ様。(※童貞は彼の生活環境を考えた上での推測)

ティーナは舞踏会で、強引に見知らぬ貴族の青年に寝室に連れ込まされそうになるのをグ様に助けられ、恋に落ちてしまう。彼に一言お礼を言いたいがため、苦手な舞踏会にも足を運び、彼の行動傾向を掴む。そうこうするうちに姉と相思相愛の王子に姉の行動を教える代わりにグスタヴスの行動を教えてもらう取引を結ぶことになる。
(※姉と王子の話→いいなりラプンツェル-プリンス・ロイヤル・ウェディング-

グ様は幼少期の両親の確執から接触恐怖症(本人曰く、触れられないのではなく触れたくない)を持っており、突っ走ってしまったティーナの幼馴染アランによって薬をもられてしまう。そして、ティーナを彼のお気に入りの巨大うさぎのぬいぐるみ『リトル・ラビット』と勘違いし、ティーナをお持ち帰り。目覚めた後も、愛らしいティーナに対し自分が触れることの出来る人間がいるはずがない→これは妖精だ!というメルヘンちっくな思考を発動し、ティーナはいいように触られまくってしまうが、自分はそんなに存在じゃなくただの人間なのに……しかし言い出せないティーナは、とりあえず隙をついてその場から逃げ出してしまい、次に再会してもグ様のツンデレな行動から色々に悩んだりするわけですが、グ様の父親から吹き込まれたことにより、グ様に襲い掛かる暴挙に出るというwww

何か、TLって、いきなり身体を結ばされて、酷いことばかりされるのにときおり触れる彼の優しさに徐々に心惹かれ……とか、もしくは、元々両思い同士だけど、お互いの想いを確認する前に男側が暴走して身体から始まる関係ってのが多い気がするんだけど、今作もまぁ言ってしまえば、グ様の気持ちを確認する前に襲いかかってるわけなので、テンプレ的展開の男女逆版ともとれなくもないけど、一応襲いながら気持ちを吐露してるティーナが凄く可愛かった。
しかも、そういった知識もあまりなく、貴族の夫人たちから得た情報を元に頑張る頑張る。まさか、こっちでパ/イ/ズ/リ+フ/ェ/ラのコンボを見るとは思いませんでしたw そして、喘ぐグ様がまた可愛いwww
そして、無理したティーナを労わるように自制するグ様にも激しく萌えまくった。スローセ/ッ/ク/ス萌え。まだ10冊も読んでないTL小説ですが、あまり見ないと思う。初っ端から激しいのなんのってのが多い気がするし……。労わりって大事だね!

そして、また朝チュン後、ティーナは逃げ出してしまうというwww
もうおバカ可愛すぎてやばいです。


その後は、悶々とした挙句、姉の説得によりグ様に会いに行って、お互いの気持ちが分かった上でのらぶシチュなもんで、しかも流石仁賀奈さんというべきか、凄く濃厚で、ティーナ可愛すぎて、グ様がいじめたくなるのもわかるってもんだ。


正直、その後のグ様の手の平二段返しには、うへぁって気持ちにはなったけど、酒飲んだティーナが攻め攻めモードでグ様に押しおきの如く翻弄しまくったので良いとする。勿論仕返しされましたが……、手首拘束されたその後も読みたかったな。仁賀奈作品はあとちょっとってとこでないのが若干残念だなとも思います。



結構、レビューでおバカすぎるとかありますが、TLだしおバカで直情的でないとベッドまで簡単になだれこめないと思いますし、えろが成立しなくなっちゃうからあまり気になりません。
あと、グ様の敬語が素って設定もあまり気にはならなかったかな。普段敬語で素が粗暴な口ぶりって設定はありふれてる感じがするから、若干の違和感を覚えるってだけでw
うん、敬語のときのが何か妖しさ兼ね備えて、ティーナから見ると性的な意味で怖そうだなと思わなくもないですがw


でも、ティーナ本っっっ当に可愛かった!!!
とんでもないけど、受身じゃなくて行動に起こしてて、自分から気持ちを告げてるのに凄く好感持てた。
これまで読んだ3冊の仁賀奈作品は1回読んで本棚って感じだったけど、スノーホワイトは、ぱらぱらっと読み返してみても何度も可愛い可愛い思えました。
[感想] 監禁・虜囚
[感想] いじわる公爵の優雅なたくらみ



ティーナとグ様の補完として姉サイドの話も読んでみたいと思いましたが、ぱらぱらっと書店で見ると、姉はティーナの恋の相手が王子であると誤解して何か色々勘違いした挙句、ティーナの気持ちもグスタヴスの気持ちも知る腹黒王子が手の平で全ていいように転がしてるって印象を受けました。
えろは安定してるみたいだけど、まぁ、いつもの王道系で、ヒーローヒロインは幼馴染っぽいし、とりあえずスルー。



今回、凄くえろもキャラも満足だったんだけど、ひとつ残念だと思ったのは、グ様視点が全くなかったこと。男視点に萌えまくる私としては残念でならない。
一応、腹黒ヒーローってわけでもないので、思いは言葉にしてくれるグ様なので、彼の気持ちが全くわからないって要素はない。切っ掛けは、妖精と誤解してしまったくらい愛らしいティーナに魅了され、所謂一目惚れなんだろうけど、何故人に関わろうとしなかったグ様がティーナを助けたのかがよくわからない。グ様自身、助けたことは覚えていても、その女性がティーナであることはわかってないようだったからな。案外、あれも夢うつつ的に実在女性じゃない可愛い妖精と思ったという可能性も考えみたけど、それならそのときの女性の容姿は覚えてそうだしなぁ。ちょっと、その辺が不明瞭だったのが残念でした。

それと、タイトルとラストの落ちのスノーホワイトという言葉をかけるのが何か無理やりすぎだなぁとも思った。
白雪姫関係ないじゃんwwww


あと、仁賀奈さん、本当にえろ描写は萌えるけど、他の設定とかが何か世界観ギャップというか残念だなと思います。
ホテルとかシャワーとか電話とか……よくわからん世界観だわwww


まぁ、TLだから、えろさえ良ければ細かいことは気にならんけどねww

逆にTLでも、設定気になって手を出したら、えろ台詞が芝居がかってたり、ハーレクインくさくて一気に萎えモードになったりもするから、結構難しいなぁとも思いますがね。



とりあえず、個人的には、えろとキャラ設定等凄く満足した1冊でした。
TLって1回読んだら、もういいやって思えるの多いけど、これはTLで初めて残しておこうかなと思う1冊でした。


↓↓↓仁賀奈作品で重版重ねてる売れ線作品らしい。
ウェディング・オークションが次の候補ですw

いいなりラプンツェル-プリンス・ロイヤル・ウェディング- (シフォン文庫)さらわれスノーホワイト -ノーブル・ロイヤル・ウェディング- (シフォン文庫)ウェディング・オークション―その香りは花嫁を誘惑する (ティアラ文庫)シンデレラ・クルーズ (ティアラ文庫)ハーレムナイト 秘された花嫁と灼熱の楔 (ティアラ文庫)

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▼WW2という世界を背景に生きる少女(少年?)たち。正直欲張りすぎだろ!ってくらい萌え要素の詰め込みを感じるも不思議と破綻せずに読ませる魅力に溢れるている。6年の歳月を経て講談社文庫で新装復刊、2015年4月現在3巻まで刊行中。全4巻完結予定。
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▼TL小説。騙されたと思って読んで見ろ!
◆ただの男女として出会った二人が少しずつお互いを知り、そして――(火崎勇著「恋と泥棒の仕方は覚えます」) ◆わずかな気持ちのすれ違いから誤解が生じてしまう。王道の話運びの中、一人称の心情描写がぐいぐいくる。(火崎勇著「あなたの手を取るその前に」) ◆復讐のため陵辱され愛人関係を強いられたその先、過去の真実とは――?(藤波ちなこ著「初恋の爪痕」) ◆互いに心と身体に傷を持つ姫と騎士、二人の出会い。姫を救うため騎士のとった行動とは?(藤波ちなこ著「最愛の花」

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初恋の爪痕 (ソーニャ文庫)最愛の花 (ソーニャ文庫)



▼この言葉に出来ない臨場感はなんなんだろう。無駄なページが、コマがひとつも無い。漫画としての見せ方がとにかく半端ない。2015年4月現在、13巻まで刊行中。→ 1巻感想
ましろのおと(1) (講談社コミックス月刊マガジン)ましろのおと(13) (講談社コミックス月刊マガジン)



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ニコイチ(1) (ヤングガンガンコミックス)ニコイチ(10)(完) (ヤングガンガンコミックス)

◆同作者による、義姉弟モノの恋愛作品、ライアー×ライアー。2015年4月現在6巻まで刊行中。
ライアー×ライアー(1)ライアー×ライアー(6) (KC デザート)



▼罪について描かれた三作が収録された作品集。個人的には冬霞が一番好き。少女漫画的には半夏生。→ 感想




▼「花」に愛しい人を奪われ、癒えない傷を胸に、主人公は「花」と戦うことを決意する。主人公とヒロインの距離感が絶妙。世界観もファンタジックで幻想的。続きが読みたくて堪らない作品の一つ。
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▼ごく普通の中学生として過ごしていた主人公の日常が変わっていく。限られた世界の中で、日常を隣り合わせに死闘が繰り広げられる。先の見えない不安の中に面白さが混在し、今後の展開が全く読めない。2014年1月現在、一学期編完結、4巻まで刊行中。2013年12月よりstudio ET CETERAで5巻分を無料公開中。
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▼某社倫理規定に抵触し出版停止となった、唐辺葉介氏のあの問題作が、ついに始動。→ 感想
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▼軍人幼馴染目的だったが、成金と庭師にやられた。えろもシナリオも満足保証!! 特に成金BAD「後悔」は涙腺刺激された。→ 感想




「蝶の毒 華の鎖」のFD「蝶の毒 華の鎖 ~幻想夜話~」。ハッピーエンド後のアフターストーリーのみならず、本編バッドエンド周りも補完されてるとのこと……三郎EDないかなぁ……正直、誰得だが、BADだとあってもいいと思ってしまう。




▼「黒と金の開かない鍵。」(→感想1感想2)を処女作にもつlittle cheeseの新作「トリック オア アリス」
黒と金の開かない鍵。トリック・オア・アリス



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妄想とかレビューもどきの感想とか、勝手気ままに綴ってます。ネタバレ含みまくりです。胸熱な勢いで更新したくなる作品に出会ってない気がする今日この頃。
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