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[小説] ウェディング・オークション―その香りは花嫁を誘惑する 著:仁賀奈

ウェディング・オークション―その香りは花嫁を誘惑する (ティアラ文庫)ウェディング・オークション―その香りは花嫁を誘惑する (ティアラ文庫)
(2009/12/05)
仁賀奈

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少し前のエントリーで読むといった、ウェディング・オークション。読み終わりました。
流石に、仁賀奈作品の売れ線だけありまして、えろに関しては折り紙つき!なんて思うんですけれども、個人的には今まで読んだ中で、ヒロインが一番好きじゃなかったです。好感度的な意味で。

たぶん、えろに関しては、例の宝石埋め込みな一種のSMチックなシーンが受けてるのだとも思いますが、そういった要素嫌いではないんですけど、何か、小さいものをそんなとこに挿れて、コトを致すというのは、女の子側に感情移入して読むと内側傷つきそうだとか残留したらどうするんだよとか思って、いまいち萌えませんでした。まぁ、客観的に見てみると、そういった女の子側の不安感と与えられる快楽を考えると、相まって違うものへと昇華したりもするのかもしれませんがw


内容としては、2年前の高校時代いい感じになった相手に性急に体を求められそうになりそれを制したことでその相手は自分の目の前から消えてしまう。初恋の傷となってしまい、年ごろなのに彼氏を作らない娘を心配したお嬢育ちの母親が国の王子とのデート権を落札。しかし、その王子が実は初恋の相手で!?といったようなところから始まる。
ある意味、お約束的な再会劇ではあるものの、その王子側はオークションで彼女の名前を見つけ、内部操作を働きかけ、彼女が落札したようにしむける。その目的は、王子が相手だとお金を出してでもデートしたいとのかという行き違いによるものだけれども、以前彼女に拒絶された過去を持つ王子からの復讐というのが切っ掛けになっている。
王子は自分と別れた後の大学へ進学した彼女の動向や王家に伝わる香水の影響で淫らになった彼女を所謂ビッチなったと思うのだけれども、彼女が処女であったこともあり、また第三者の声により考えを改めることになるんだけれども、何かそれの変わり身の早さが何だかなぁって感じでした。
別に復讐目的とかそういう要素がないとTLだしそっち方面の話に持っていけないのはわかるんだけれども、王子側に魅力を持てない要素に……。

ヒーロー視点は全く皆無なので、ヒーローに対してそう思う部分も強いのだけど、ヒロイン目線では、ヒーローが香水を使ってないのに、彼にキスしたいという思いを香水のせいだと言い訳してその行動に出たというのが凄く可愛らしいと思いました。

ただ、上で述べた好感持てなかった点としては、やたらと秀才持ち上げ描写があるというのに、それは設定だけで話に全く活かされてないということ。ヒーローがヒロインよりもっと頭がいいから、霞んでるってのもあるのかもしれませんがw
王宮に捉えられたからと、奨学金をもらってまで高い学費を払い大学に行ってる彼女は、王子側の身勝手さにより大学を休んでいるという状況を許せるのだろうか?と……。
あと、これも仁賀奈作品のレビューを書いてて前も言ってると思うけど、世界観設定はとってつけたような感じです。というか、ヨーロッパのどっかっぽい描写なんだけど、何か妙に現実世界と同じ世界観を共有したこういう作品って萌えとの妙な祖語が生まれて微妙な気持ちになる。架空の国に持ち出すならいっそのこと、どっかの国に設定された方がハーレクイン的に楽しめそうだ。
また、奨学金は返済義務があるものってのも、日本独自の考えをそのまま持ってきてる感じがして何だかなぁ。もし、作中で言われてるように彼女がそこまでの秀才なら、全額免除で返済義務なしとか普通にありそうなんだけど。



あと、TLって大体そんなもんなんだけど、相手の見てくればかりに惚れてる気がするんだよね。
ヒーロー側がヒロインを褒めるのも、容姿とナイスバディしかない。ぶっちゃけ、人間内面より先に外面に目がいくものだとも思いますし、内面って外面に現れるものだと思うので間違ってないと思いますけどねw

かといって、不細工ヒロインなんて読者側が全く萌えないしからそれでもいいし、描写的にはヒロインは自分の容姿に関して無頓着というか美人なんて全く思ってたりはしない。
まぁ、その辺の無頓着ピュア美人+自分下げのマイナス思考を持つのは仁賀奈ヒロインの共通点ですw
流石に5冊(実質4作)も読んでたら傾向が掴めてきたよ! といっても、自分が美人だと自信満々なヒロインも可愛げないので、TLに於いてはある種テンプレ的なんでしょう。
個人的には嫌いじゃないから、別に構いません。



そんな感じで、えろに関しては、それなりに満足感はあったけど、腹黒ヒーローというか、それ以前に性格若干歪んだ思い込み激しいヒーローにあまり魅力を感じませんでした。えろを描写する上での必要要因という感じだ。

その他、二人の関係をかき回すかのようなキャラが出てきますが、その後その人たちどうなった?というような一時的な役でしかない使い捨てな感じなのも何だかなぁ。
あと、メイドと執事の恋話に関しても、執事きめぇよwwwって思ってしまった。

確か、前に読んだ作品で、登場人物が少ないとあとがきに書かれてた作品があったんだけど、TLなんてヒーローとヒロインのえろでしかないんだし、登場人物多くても話を展開するための必要要因という形でしか読んでて思えないのが残念だなと思った。
以前読んだ、黒曜の騎士と金の姫は、脇要因もいい役してんなぁって感じで、内容自体が普通に少女小説してて面白かった。えろに関してはラストにちょろっとあるだけだから、TLとしてはそこまで魅力はあるようには思えませんでしたがw



えろを初っ端から入れて、ヒロインが処女であることがTLにとって重要要素ではあると思うのですが、これを満たすってなると、やはり最初は無理やり系しかないんだよなぁって思う。まぁ、無理やりにも多岐に渡るけどね。強/姦であったり、政略結婚であったりと。
でも、そういうテンプレ的展開なしに、最初からえろ濃くて世界観も内容も満足できるTL作品があればいいなと思います。心からw
あと、単巻物じゃなくて、2、3冊の続きものが読んでみたい。ソーニャ文庫の男女視点2本建ては中々斬新な試みだったのではないでしょうか?


とりあえず、絵師さんと設定的に好みな仁賀奈作品は、これにて読み終わった感があるので、次は6月発売らしいシフォン文庫の新刊を楽しみにしたいと思います。
絵師さんは発表されてるけど、検索かけた感じ、目星をつけたpixivの方はいましたが、その人なのかはわかりかねるので何とも言えません。検索すると、花いろの緒花ちゃんのがひっかかりますw
シフォン文庫作品は、ラプンツェル、スノーホワイトと売れてる印象ですし、大きい出版社だけあって編集さんはある程度しっかりしてるのかなと思わなくもないのでちょっと期待しています。まぁ、粗筋発表がないことには何とも言えませんけれど。

個人的には集英社の編集さんは、私の中で好きな作品は打ち切りまくるので無能要素もあるんじゃね?とも思ってますけどね。



あと、もうすぐ発売の「金の王子と男装のシンデレラ」が、男装物なのでちょっと期待はしてるのですが、作者デビュー作のレビュー的にちょっと迷ってもいます。
来月発売の、火崎勇さんの「竜の国の花嫁」も気にはなっており、粗筋待ちです。ジュリエット文庫だしえろ方面は「黒曜の騎士と金の姫」より期待できるかな? 火崎さんの執筆力といいますか、文章とか設定とかは安心してるのですが、気分的にTLとして読むか少女小説として読むかによって変わってくるんだろうなw 同ジュリエット文庫の「恋と泥棒の仕方は覚えます~姫君と黒の貴公子~」も普通に面白そうです。そのうち読もうかね。でも、えろ度は低いっぽいようですがw


えろ脳な私にとっては、軽く1冊読み終えることの出来るTL小説って結構良い娯楽になります。
R18乙女ゲはそんなに発売しないからね。値段的負担も大きいですしww


いいなりラプンツェル-プリンス・ロイヤル・ウェディング- (シフォン文庫)さらわれスノーホワイト -ノーブル・ロイヤル・ウェディング- (シフォン文庫)ウェディング・オークション―その香りは花嫁を誘惑する (ティアラ文庫)シンデレラ・クルーズ (ティアラ文庫)ハーレムナイト 秘された花嫁と灼熱の楔 (ティアラ文庫)
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「烙印の紋章」と世界観を同じくする作品。人質として敵国で過ごしたアトールの第二公子レオ・アッティールが、どうして後世悪名高き英雄『首狩り公』と呼ばれるようになったのか――? 重厚な世界観はもちろん折り紙つき。ライトノベルを読む楽しさ数年ぶりに思い出させてくれた胸熱な戦記物。
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▼WW2という世界を背景に生きる少女(少年?)たち。正直欲張りすぎだろ!ってくらい萌え要素の詰め込みを感じるも不思議と破綻せずに読ませる魅力に溢れるている。6年の歳月を経て講談社文庫で新装復刊、2015年4月現在3巻まで刊行中。全4巻完結予定。
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カーリー <1.黄金の尖塔の国とあひると小公女> (講談社文庫)カーリー <2.二十一発の祝砲とプリンセスの休日> (講談社文庫)



▼TL小説。騙されたと思って読んで見ろ!
◆ただの男女として出会った二人が少しずつお互いを知り、そして――(火崎勇著「恋と泥棒の仕方は覚えます」) ◆わずかな気持ちのすれ違いから誤解が生じてしまう。王道の話運びの中、一人称の心情描写がぐいぐいくる。(火崎勇著「あなたの手を取るその前に」) ◆復讐のため陵辱され愛人関係を強いられたその先、過去の真実とは――?(藤波ちなこ著「初恋の爪痕」) ◆互いに心と身体に傷を持つ姫と騎士、二人の出会い。姫を救うため騎士のとった行動とは?(藤波ちなこ著「最愛の花」

[感想] 恋と泥棒の仕方は覚えます
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ましろのおと(1) (講談社コミックス月刊マガジン)ましろのおと(13) (講談社コミックス月刊マガジン)



▼竜×人間のもどかしい恋物語。独自の世界観と取捨選択され凝縮された内容が魅力的。恋愛だけでは語れない少女小説。2015年4月現在、6巻まで刊行中。
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▼主人公は、社会人女装お母さん(♂)! 定期的に読みたくなっては、腹がよじれるほど笑わせてくれる上に、中にはほろりと来るエピソードも有。女装お母さん真琴と子供の崇、そして真琴の恋人、菜摘が織り成すコメディ作品。全10巻。→ 最終巻感想
ニコイチ(1) (ヤングガンガンコミックス)ニコイチ(10)(完) (ヤングガンガンコミックス)

◆同作者による、義姉弟モノの恋愛作品、ライアー×ライアー。2015年4月現在6巻まで刊行中。
ライアー×ライアー(1)ライアー×ライアー(6) (KC デザート)



▼罪について描かれた三作が収録された作品集。個人的には冬霞が一番好き。少女漫画的には半夏生。→ 感想




▼「花」に愛しい人を奪われ、癒えない傷を胸に、主人公は「花」と戦うことを決意する。主人公とヒロインの距離感が絶妙。世界観もファンタジックで幻想的。続きが読みたくて堪らない作品の一つ。
[感想] 花狩のロゼ 歌姫は薔薇を殺す
花狩のロゼ 歌姫は薔薇を殺す (B's-LOG文庫)



▼ごく普通の中学生として過ごしていた主人公の日常が変わっていく。限られた世界の中で、日常を隣り合わせに死闘が繰り広げられる。先の見えない不安の中に面白さが混在し、今後の展開が全く読めない。2014年1月現在、一学期編完結、4巻まで刊行中。2013年12月よりstudio ET CETERAで5巻分を無料公開中。
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▼某社倫理規定に抵触し出版停止となった、唐辺葉介氏のあの問題作が、ついに始動。→ 感想
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▼軍人幼馴染目的だったが、成金と庭師にやられた。えろもシナリオも満足保証!! 特に成金BAD「後悔」は涙腺刺激された。→ 感想




「蝶の毒 華の鎖」のFD「蝶の毒 華の鎖 ~幻想夜話~」。ハッピーエンド後のアフターストーリーのみならず、本編バッドエンド周りも補完されてるとのこと……三郎EDないかなぁ……正直、誰得だが、BADだとあってもいいと思ってしまう。




▼「黒と金の開かない鍵。」(→感想1感想2)を処女作にもつlittle cheeseの新作「トリック オア アリス」
黒と金の開かない鍵。トリック・オア・アリス



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