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[小説] 丕緒の鳥 十二国記 著:小野不由美

これといって楽しみにすることもないし、張り合いを感じることもない。それでも国のためだと言われると、ほんの少し、意義のあることをしている気分になれた。
 やがて一人が脱落し、最後の一人が五つ先の街に駆け込んだ。さすがの若い体力もそこで尽きた。
「なんだか分からないけど、国のためなんだってさ。王宮に届けないといけないんだ、できるだけ早く」

(丕緒の鳥「青条の蘭」 p275)


丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫 お 37-58 十二国記) 丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫 お 37-58 十二国記)
(2013/06/26)
小野 不由美

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12年ぶりの十二国記新刊。

私が十二国記を知ったのは、アニメ化前、その頃はまだ「黄昏の岸 暁の天」と「華胥の幽夢」も発売しておらず、今思えば比較的すぐに新刊のリアルタイム発売を経験した覚えがあります。つか、私の中でインターネットというものが当たり前じゃなかった時代なのによく発売日とかの情報をしいれて本屋に通ってたなぁっとww
これらが出た2001年の10月か11月頃、新刊発売が本屋の発売日一覧のようなポスターにタイトル未定で載ってて発売日前日、発売後数日本屋に通いつめたのですが、「発売してません」という答えをもらい、そのまま何もなかったかのように発売はしませんでした。結局あれは何だったんだろう?、私の勘違いか?という妙な思い出が残るまま、12年が経って、この度書き下ろし2作を含む短編集が発売となりました。


収録された、4編の「丕緒の鳥」「落照の獄」「青条の蘭」「風信」とも、陽子たちの軸を主軸に考えれば、12年前に出た「黄昏の岸 暁の空」の続編的な内容は全くありませんでした。
というか、全て十二国記の世界に『生きる人』の話であり、十二国記の主要キャラを慶主従、延主従などの王の周りの人間と考えるなら、全く関係ない話でした。まぁ、背後には彼らの気配を感じるんですけどね! それがまたいい。
それでも読ませる魅力があるのが十二国記という世界の素晴らしさだと思いました。私、本を買っても合いそうになかったらざっと目を通すだけとかも普通にあるので。萌えも何もない、ただただお話の魅力だけで読ませる作品はそういえば最近読んでなかったなと改めて思いました。

正直なところ、12年ぶりの新刊だと言うのに、主要キャラがメインの話が一作もないのってどうよ?っていう思いはある。これを十二国記の世界でする必要はあるのか?など色々と思うところはあったし、12年ぶりということで、ただそれだけの理由で世に出てくれるだけで嬉しいという新作を渇望しきったファンだからこそ、採点基準は非常に甘くなってるかもしれないとも言える。
けれど、そういう思いはあるものの、やはり十二国記の世界がとても魅力的で面白いと思ったことには偽りないんです。




ということで、ざっと感想を書いとくことにする。




<丕緒の鳥>
表題作のこの話は、2008年2月に発売したyomyom6号に掲載されたのが初出です。このときも雑誌確保のために書店予約したりしました。
当時読んだときも、慶国の話なのに、陽子たちとは関わりのないような官職の話で若干の退屈さを感じた覚えはあります。
しかし、陶鵲というものがあたかも存在するかのように息づいてるのは凄いなと思う。音が出たり香りがしたり……そして、ただ派手になっていくそれと短命な王が続いたことで、丕緒の陶鵲に対する熱意も以前とは変化し、そして彼独自の陶鵲というものに対しての解釈により、打ち落とされて砕ける陶鵲を民に見立て、王にその権力の絶対的な力を知ってもらおうとする。景麒に恋慕した予王はその悲壮さと荘厳さを兼ね備えた陶鵲に目を背けたわけだが、景王である陽子は何かしら感じることがあった様子。そして、予王時代の景麒の無能さはたった一言の「主上はとても傷ついておられる」で露にされてるのが何か凄いwww
そして、きっとこの短編を2008年に読んだファンは思ったことだろう。ラストに陽子キタ――(゚∀゚)――!!と。
丕緒は、この陽子に見せた陶鵲を最後に官を辞そうとしてたわけだけど、彼の思いが何かしら景王である陽子に通じたことで彼にとっても、慶という国にとっても、これからの希望を感じられる話でした。



<落照の獄>
これ、2009年9月にyomyom12号に掲載されたわけですが、雑誌買ったのに暗すぎて全く興味惹かれず、実は読まないままで、今回初めて読むことになりました。
当時、裁判員制度が設けられたことにより、何かそういった現代背景を匂わすのような内容とか当時言われてた。
この話は、緩やかに国が傾いていってるという柳国の話です。
大まかに内容を言ってしまうと、死刑がない柳国で殺人を何度も犯した狩獺に対する処遇の話。法的には死刑はない。しかし、民からは死刑にしろと言われる。所謂、中間管理職的な瑛庚さんが苦悩する話。結局、死刑にせず刑罰を用いたところで狩獺は反省しないと本人も明言し、結局色々悩み検討するものも、狩獺を死刑するという結論に達する話です。
お手伝いをして小金を貯めた子供が自分と妹のために桃を三つ買おうと小金を握り締め出かけた先、狩獺は酒一杯と同じ額のその小金を手にするために、子供を殺した。特に殺意はなく、ただそこにあったからというのが一番の理由になるのだろうけれど、この非道さに狩獺の死刑を民は望む。
柳国は死刑制度がない代わりに、法的な縛りがしっかりしてる国で、死刑の有無による犯罪の増加はなく、寧ろ凶悪犯罪率は他国に比べ格段に少ない。犯罪に対しての刑罰の意味、そして、死刑に対しての有効性もこの話では暗に語られてると思う。
正直言うと、この話を読んでて、狩獺の気持ちもわからなくはないと思った。生きていてもしょうがない。死にたいけど自殺は出来ない、だから殺してほしい、死刑にしてほしい。生活に困らないから刑務所に入りたい……。ふと、秋葉原通り魔事件を思い出しました。
ただ、それでも多少なりとも人は誰でもダークな思考に陥ることはあるけど、ブレーキがきくのが当たり前であって、行動には起こせない。きっと、狩獺はそのブレーキの螺子がおかしいんだろう。
結局、狩獺は死刑が決定するわけだけど、それはある意味狩獺の望む措置でもあり、狩獺の勝ちとも取れて読了感はよろしいものではなかった。
十二国記として見れば、どうしてこんな話?と思うところはあるけれど、こういった問題の結論は簡単に出せないからこそ、法を曲げてでも狩獺に死刑を言い渡すというのは一つの結論として良いと思った。
人間誰しも更正できるとかっていうのは当てはまらない人間は勿論いるだろうし、狩獺みたいな罪を罪と全く思わない人間もいるだろう。
死刑に対する問題提起って倫理観とか色々出したらキリがないけど、日本だって死刑決まってもそれが執行されるまで凄く時間かかる。その死刑囚を養うのは税金なわけで、そういった問題提起も含まれてるのかなとも思った。



<青条の蘭>
書き下ろし短編!
面白すぎて、翌日寝不足になってしまった……。希望を繋ぐ男達のドラマが熱い!!

全く前情報を見ずに読んでたもんだから、一体どこの話だ!?なんて思って、陽子を主軸として、色々頭の中で十二国歴史表を展開してたw
冬が厳しいってことから、南側の国は暖かいし、そもそも才、漣、奏は安定してるから違う、冬というキーから北の国に焦点を当ててみて、柳の話は落照があるからないだろう、戴はお話的にしないだろう、雁の治世は500年、恭は珠晶ちゃんいるから無し。芳は月渓頑張ってる。範の治世は300年、慶は主人公陽子の国……全ての消去法で巧王が色々やらかしちゃった後か?って思ったりしてたwww 「帰山」で語られてるけど、個人的に思うのは麒麟が人道に反する行為を通ることで通常と異なる病み方をした国って、王が倒れた後酷い荒れ方するのかなと……。国としては倒れてないとは言え、泰麒自身も病んでて戴も大変なことになってるわけだし。
まぁ、そんな色々なことを考えて読んでたら、まさかまさかの延王登極直後の雁の話だったwww
里木の成りようから、雁と察することは出来たようですが、私生憎「東の海神 西の滄海」読んでないんだなw 何故か12年以上前だかに読もうとしてこのままだと寝れなくなると自己自制してそのままでした……。そろそろ読もう。読み出したらどうせ止まらないw
それはさておき、そんな延の昔話……500年前のお話なわけで、陽子の時代を軸とした近代のお話ではなく、過去話だったとは全くの想定外でした。玄英宮という一つの言葉で全てが繋がったよw
ということで、延王の前王が荒らしまくって、まさに何もないというようなまっさらな荒廃具合の雁国。
原因不明の奇病が山毛欅を襲う。奇病に侵され倒れ、石化したようなその木は高値で取引され、普段は何もしない役人たちが私服を肥やすためにやってきたりする。しかし、問題はそんなことではなく、木が少なくなることでそこの植生にも変化をもたらし、食べ物を求めて動物が人里を襲う、また木が倒れることで山の地盤が緩み、山崩れの原因となる。そのことに対して一早く気付いた包荒が、その問題を標仲に訴える。この奇病を止めるための有効な手段は無いか模索する。猟木師の興慶は、この問題は天の采配だからと、継州に下された問題は解決策もそこで見つかるはずだと言う。天が与えた問題だから、解決策も天が与えてくれるはずだ、と。その解決策となる植物への目星は簡単につき、山毛欅の奇病に有効性は確認できるも、それを持ち運んだり増やすことは非常に困難で、どうしようかと試行錯誤してたとき、新王が践祚、青条と名づけられたその植物を雁国にもたらしてもらおうと王の元に青条を届けようとするも、官吏が心無い行いをしたりと、これは自分たちで直接届けるしかないと、翌年に雁国中に青条を得るために、新年を迎える前に王の元に届けなければと標仲は発つも、仙とは言え無理が祟り倒れてしまう。時間はない、一時期は野木の下によく見られた青条の群生も少なくなってきている、天が施した解決への道標もタイムリミットが近づいている。しかし、どうにかして王宮へ届けたいという標仲の気持ちに打たれたのか最初の一人から始まり、リレーのように国のためと青条は人の手を渡っていくことになる。荒廃した中でも、国のためと思うとちょっとやる気を出す感じのやってみるか的なノリの良さが現代にも通じるものを伺わせた。その人の繋がりに熱さがこみ上げてきて、涙腺刺激された。
最後、延王の元に届けられたかどうかまでは語られていないけれども、現軸で見ると延国は500年の治世を誇る大国となっているわけだから、ちゃんと延王もとに届いたんだろうけど、雁国をこんな危機から救った裏には、こんなドラマがあったなんて誰も知らないんだろうなぁ、標仲から手渡された後の人たちは皆既にこの世にはいないんだろうし、彼らにとってはその運んでる荷の重大性なん知らないんだろうけど、辛い世の中で生きてても、その場のノリ的な軽さもあったんだろうってくらいだろうからね。
大国となった現在、標柱や包荒たちはまだ現存してるのかな?

このお話も、若干問題提起というか、無能政治家やら甘い汁をすすり続ける公務員とかの問題が伺えるなぁって思いました。



<風信>
書き下ろし短編2編目。傾国の話。予王時代の終わりの話。
つか、結構予王はえげつないことやってたんだなぁっと。
落照や青条に比べたら、勿論蓮花の置かれた状況や時代背景的には殺伐としたものはあるんだけれども、雰囲気は若干のんびりしてた。暦のために日々の些細なことを研究する人たちの話。そして、その日々の研究から得た結果、天気具合や鳥の雛の孵り具合が違うという、天の気が整い始めている、確実に新王が立つ証だと。
辛い状況でも、自分の仕事を真剣に黙々とこなしている彼らだからこそ気付ける些細な変化が胸に熱かった。
これ、まだ新王が立ったとは言い切ってないから、新王と麒麟の距離的なものとか麒麟が王と認めた後とかなのかな? この時系列的にもしかしたら、陽子は巧国絶賛放浪中なんだろうかw?






と、何だかんだと凄く読み応えありありな一冊でした。

新刊長編はいつかな? 
それで、もう十二国記は完結となるのかな? それでも、短編集「丕緒の鳥」をちゃんと世に出してくれた小野主上に感謝!




月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫 お 37-52 十二国記)月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫 お 37-52 十二国記)
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▼「黒と金の開かない鍵。」(→感想1感想2)を処女作にもつlittle cheeseの新作「トリック オア アリス」
黒と金の開かない鍵。トリック・オア・アリス



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