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[漫画] 菜の花の彼─ナノカノカレ─ 1 著:鉄骨 サロ/桃森 ミヨシ

菜の花の彼─ナノカノカレ─ 1 (マーガレットコミックス)菜の花の彼─ナノカノカレ─ 1 (マーガレットコミックス)
(2014/04/25)
鉄骨 サロ、桃森 ミヨシ 他

商品詳細を見る


6話まで収録されてます。




どこか、物悲しさを感じるも、しっとりとした切なさがある話。

中学の頃告白され初めての彼氏ができた菜乃花は、彼との歩調の違いに戸惑う。
あるとき、自分と彼の間にはなかったことを、その彼が友人に自慢のように語っているのを知りショックを受ける。
それから、男子に告白されたりもするも付き合うことに距離を置いてきた菜乃花。だからか、恋愛話をしたいお年頃な友達との関係も少し壁を作ったようになってしまう。

そんなとき、とあるカップルの別れ話を聞いてしまう。
その男側の気持ちに共感めいたものを持つ。そしてある日、妙に記憶に残る声の持ち主であるその人が、彼女と別れたことを友人に話しているのをたまたま耳にする。彼は自分から別れを切り出したのに、自分が振られたことにしていた。
菜乃花は思わず振り返り、声しか知らなかった彼に「つきあってほしい」と言ってしまう。


と、1話の内容が上記のような感じ。(試し読み


それから、もどかしくもじんわりとお互い歩みよっていく。
最初は、菜乃花に断りを入れた隼太も、元彼女に復縁を迫られるも菜乃花のことが気になりだした彼は、彼女のことをもっと知りたいと思ってくる。

高校生と中学生の二人だが、年は1歳しか違わないのに、隔てるものが大きいような気がして、妙なすれ違いをする。

そんなある時、友人の優子とぎくしゃくし、彼女の彼に彼女のことで相談を持ちかけられて、菜乃花はついていく。
密室のカラオケボックスで襲われそうになって、それを助けてくれたのは店員さん――中学のときに付き合っていた彼氏鷹人くんで――!
 



王道な次どうなるの!?ってことで、1巻〆。
まぁ、私はその先も読んでいますがw


なんというか、うん、精神的な、なんつーの? 青春のもどかしさ。
人に合わせないといけないけど、あわせたくない、あわせることに何の意味があるのか。

実はこの隼太くん、菜乃花と同じ中学だったりする。
確かに、中学なんてクラス違ったら、ましてや学年違ったら、同じクラブ活動でもしてない限り全く関わり合いないよなーっと。お互いを知らなくても当然。

しかし、中学生なのに、隼太は大人びたいい男である。
それでも、菜乃花のちょっとした一言や笑顔に赤面しどぎまぎして、高校生である彼女を自分よりも全然大人だと思ったり……と、本当にこの時期の1年の隔たりってでっかいよなーってのが、わかる。


久しぶりに純な少女漫画でキタ!って感じでした。

というか、雑誌で初めて見たとき、桃森先生の作品と気づかなかった……一応ファンしてたのにw
悪魔とラブソングの頃からしたら、絵に特有のどぎつさ、荒さみたいなのがなくなった感じだ。
良くも悪くも線タッチが以前よりも繊細になってる気がする。
全部デジタルにしたんかな? よくわからんけど、たまに動きがぎこちないところがある気がする。背景から人物が浮いてるっていうか……昔はそんなこと思ったことなかったんだけどな。単に自分が細かくなっただけかもしれませんが。

桃森先生の作品は、「ハツカレ」、「悪魔とラブソング」、「皇子かプリンス」、「桃骨 ─桃森ミヨシ×鉄骨サロ短編集─」と、作家アンソロ的な「桐島、部活やめるってよ」以外は結構読んでたりする。

けれど、正直なところ、話の〆が弱い作家さんだと思う。
展開が唐突だったりであまり読後感がよいと思える作品がなかった。

それで、原作付になった短編集桃骨(感想)を読んで、話展開や落ちは古くさい感じはするが、好きだな~って思ったんです。

そして、この連載を見たときに、桃森さんの新連載かー、絵は好きなんだけど終わり方がなーって思ったりしたんですが、原作が短編集でもお名前を見た鉄骨先生となってたので、こりゃ安心できる!と単行本出たら買おうって思ってました。おい、お前何様だよって感じですが、ただの読者様ですよ。


表紙は第6話の見開きカラー。
カバーがぐるっと後ろまで一枚絵で凄く綺麗です。
絵的に、というか色使いとか含めて、4話のカラーも凄く好きだったんですが、確かにコミックス1巻を飾る絵としてはこちらのが相応しいなと思います。
この作品の柔らかい雰囲気を、菜乃花という主人公の雰囲気を表した感じ。


2巻以降が楽しみだー
というか、元彼関わってきても、すごい噛ませ犬感がばりばりですし、菜乃花にしても、隼太にしてもキャラ的に気持ちの上であやうい感じは全くない感じなので、元彼の件が片付いたらどうなるんだろう。
ずっと、年の差の隔たりとか、もどかしい感じを続けられるのも冗長的になりそうだなと思うし。

でも、元彼の鷹人くんも悪い奴じゃないんだよなー 
菜乃花のこと好きすぎなのと、それを言葉で表せないのと、友達の前では一歩先に行きたい感じの見栄をはっちゃったりとか……この痛々しい感じとか大好物です。
好きだったら何してもいいとは思ってないけど、伝え方がわからなくて、でも相手をものにしたいと力に訴えてしまうという。
そして11号(10話)読んだんですが、やべぇこの人すげぇ萌えるわって思った。
そして、これのもーちゃん思い出した。主人公の気持ちが伴ってなかったら、これほどまでにつきつきする痛い想いを抱えることになるのか……せつなすぎる。

ふとした表情とかもう初恋だよ、初恋、やばいよっ! しかも、菜乃花の一方的な話に自分の気持ちを今更ながら自覚するし……鷹人くん、報われる要素皆無だけど。

正直なところ、鷹人くんみたいなキャラって、私すっげ萌えるタチなんですが、隼太くんがいい男なので、年下だけど菜乃花をがっつり包んで欲しい。

やべー収録巻の2巻がすごい気になる。




ま、何はともあれ、打ち切られないといいな。巻数少なくても、作者の納得いく形で終わって欲しい。
という思いを込めて、とりあえず気になった作品の1巻は発売日2週間以内お布施買い。

私はこの作品の青くさい感じとか痛々しさとか、ほの暗い感じとか大好きなんだけど、某所では暗い暗い言われてるし。
表紙の黄色い明るい雰囲気というよりも、優しい雰囲気だなーって感じ。
なんというか、対象年齢読者が感情移入して読むというよりも、上から目線でにやにやした楽しみ方ができる話だと思う。



どうでもいいけど、菜乃花は用事があるわけでもないのに一人マックできるとか、ある意味メンタル強いと思います。
いや、人に合わせたりとかに違和感を覚えたりする菜乃花だからこそ、ポテト食べたいという欲望にただ忠実なだけだったかもしれませんがw

あと、気になるのが、この二人のメールより電話派ってのはわかるんだけど、電話代考えないんだろうか?
同じキャリアだったらともかく、二人のキャリアは違うんだよなー 通話も出来るLINEか? とも思うけど隼太の携帯はガラケー(その型のスマホもあるっちゃあるけど)っぽいし……
まぁ、プランで無料通話とかあったりするから、それかもしれんけど。sftbunkとbokomoだしw



でも、そういったの気にならなくなるほど、
久しぶりにお勧めしたいと思う、少女漫画です。

2巻は、7月25日発売予定。


菜の花の彼─ナノカノカレ─ 1 (マーガレットコミックス)菜の花の彼─ナノカノカレ─ 1 (マーガレットコミックス)
鉄骨 サロ 桃森 ミヨシ

ハニー 4 (マーガレットコミックス) 日々蝶々 7 (マーガレットコミックス) 胸が鳴るのは君のせい 4 (Betsucomiフラワーコミックス) あかいいと 5 (Cheeseフラワーコミックス) ココロ・ボタン 12 (フラワーコミックス)

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▼ごく普通の中学生として過ごしていた主人公の日常が変わっていく。限られた世界の中で、日常を隣り合わせに死闘が繰り広げられる。先の見えない不安の中に面白さが混在し、今後の展開が全く読めない。2014年1月現在、一学期編完結、4巻まで刊行中。2013年12月よりstudio ET CETERAで5巻分を無料公開中。
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