とまぁ、今更ですが、2015年は結構な当たり年といいますか、いろいろ発掘できた年のように思うので、ブログ記事にて触れた作品もありますが、覚え書き程度にご紹介したいと思います。
漫画

こちらの作品は、1巻の感想は書いてます。→
[感想] 午前0時、キスしに来てよ1そして、毎月お話も現在進行形でおっかけてます。突飛な設定もなく、シンデレラストーリーなので素直に楽しめます。


1、2巻同時発売でした。
お武家出身の女の子が、両親の敵を探すため、またお家再興のために遊女となる話。
設定的に少女漫画としてすんなり受け入れられるのは、まだ水揚げ前なので多数の男と床をともにしていないこと。金持ちの水揚げ可能な若旦那(※ヒーロー)がいること、若旦那の髪型が現代風であること(月代はそれはそれで浪漫があると思いますがw)だと思います。
不思議に思うのは、こういう設定の場合、借金があるから売られるわけですが、主人公の茜は自ら足をつっこんでるので、彼女に対する金銭はどこに消えたのかということですけれど。あと、若旦那との出会いの描写から過去に何かありそうなのが気になります。
現在のところ、茜は言葉だけはりきってるように見えるところがあるので、まわりを巻き込みまくったあげく結局うまいことなあなあに落ち着いたりしなければいいなぁと思ったりしています。でも、私が読もうと思い1巻から購入を決めた切っ掛けは作者の前作「
BLACK BIRD」が綺麗な終わり方だったので安心買いです。 この作者さんなら納得のいくようにうまく纏めてくれることでしょう。

こちらも感想は書いてます。→
[感想] 涙雨とセレナーデ1タイムスリップものは、なおかつ近代が舞台ということで、普段の私なら興味そそられない設定なのですが、とても描写などにツボが刺激されまくりの作品。月刊誌掲載なのに、2ヶ月1回しか掲載がないのが残念です。
小説2014年は、TLを含めそこまで読んでなかったし、ガチはまりするような新規発掘もほぼゼロだったのですが、2015年はかなりツボに入った作品に出会えました。

[感想] 太陽を抱く月 (上)(下)これは、新作ではなく積み本を消化しただけではあるのですが、もっと早く読んでおけば!と後悔したお話でした。
読んでから暫くたった今思い返すと、主人公たち以外のまわりは結構かわいそうなところもあって、主人公たちに都合よく動いてるよなと思わなくもないですが、色々台詞とか情景、描写が切なく、そしてさらっと差し込まれる微エロ風味の描写がたまりませんでした。
[感想] あなたの手を取るその前にTL小説。安心の火崎勇先生。思いのすれ違いがもどかしくもおいしい。
[感想] 初恋の爪痕TL小説。読み終わってしばらく経つ今でもお気に入りの一作。すごくずどんと内に残る主人公たちの親世代の過去、そして繋がる現在に涙腺が刺激されました。藤波先生の新作「
最愛の花」が来週発売なので、とても楽しみです。


[感想] レオ・アッティール伝Ⅰ 首なし公の肖像「
烙印の紋章 」の杉原先生の新作!
2巻以降は感想書いてないのですが……(汗) ちゃんと発売日に購入して読んでます。
前作のように武勇に優れた主人公というわけではなく、知略タイプ。
アトール公国の第二公子であるレオが主人公であるわけですが、未来でアトール公国は滅びており、現在自国をどうにかして守ろうとするレオが、どうして国を滅ぼす方向に向かうのか、そしてレオの仲間となった同国の貴族の次男坊が隣国の英雄になるのか――公国滅亡に関係してるんでしょうけれど……。
3巻はとても気になるところで終わっており、次巻がとても楽しみです。作者の構想通り最後まで書き切って欲しいと願ってやみません。


文章にはちょっといかにもラノベ!って感じで、若干苦手な部分はあったものの、すごく柔らかでほっこり来る話でした。
1巻ラストはとてもいい意味で裏切られました。単巻モノとしての完成度はとても高いと思います。だからこそ、この物語のめでたしめでたしの後の続きが読めると2巻をとても楽しみに読んだのですが、お話としては何かほとんど進んでない印象を受けたのでちょっと残念だったかな。でも、今後続刊するなら評価もまた違ってくるので、先が楽しみです。

私にしては、めずらしく一般文芸書。
ベストセラーになるだけあるなと思いました。
戦争に関係なくはないけど、ロマンス部分というか、なんだか綺麗すぎるというかできすぎだろって違和感はあったものの、涙腺刺激されるのはしょうがない。
でも、戦争のことに関して、私はまともに知ろうとしないので、神風特攻隊というものに対して歴史的な知識というか、実際にあった過去を知る切っ掛けとなる教科書的な意味で、本書はとっかかりとなる良書だなと思いました。
原作読後、映画を見ましたが、何か尻切れトンボ感というか、ただ淡々と進んでいく感じだったので、どしてあんなにベストヒットしたのかよくわかりませんでした。

[感想] 隠れ姫いろがたり -紅紅葉-全2巻。もともと単巻構成だったらしいです。2巻の感想はそのうち書くかも……?
かわいらしい話でした、読後感もよく、ほどよく甘さも堪能できます。作者のお約束というか身内にクズがいるのは仕様なのでしょうか?
書籍に関してはこんなところですが、2015年はかなり
韓国ドラマを見ました。
それも中毒のように、次から次に……
チャングムから始まり、大河ものをメインに攻略していき……その中でも、
「トンイ」、「商道」、「帝王の娘スベクヒャン」はお気に入りです。感想も書いたチュモンは、何か見終わった直後は色々あふれ出して、思いのまま
感想を書いてしまったわけですが、今思うととても疲れたなと。
現代物だと、
「いとしのソヨン」「オジャリョンが行く」「福寿草」「私はチャンボリ」は面白かったかな。
視聴メモを確認してみると、ある程度綺麗に視聴したのは23作品。視聴放棄したり、手をつけただけのような作品は、他13作品。
何年か前に、宮とか成均館スキャンダル、キムサンスン、タルジャの春とか見たときは、そこまでどはまりする感じはなかったんだけどなー
捏造歴史でも、韓国大河はエンタテイメントとして面白いなと思いました。勧善懲悪などぎついどろどろ、そしてベタな恋愛要素がいいです。
でも、このどろどろ感を日本人が演じるとすると多分視聴してもあまり楽しめないかもとも思う部分もあるので、とらえ方的にはアニメのような感じなんだろうなと思います。三次元だけど2.5次元っていうか。
とりあえず、韓国ドラマブームはここ数ヶ月はおちついています。
あと、2015年にしたことといえば、3月に2回目の九寨溝周辺の旅行に行ったこと、夏に奈々様のコンサートに行ったことくらいという韓国ドラマ視聴に時間がとられていたことがよくわかる残念な1年でした。
ま、それはそれで悪くはない1年でったかな? 年末はカウントダウン、2016年は元旦初詣なんて、ちょっとリア充な行いをしましたし。
2016年は、もっとブログを更新できればいいなと思います。
こんな辺境ブログですが、見てる方がいらっしゃったら、今年もどうかよろしくお願いします。
最後に、次エントリーで2015年の読書メーターまとめを投下しておきます。
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