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The Dream is to any directions on the Current of the Clouds. 主に漫画、ライトノベルの感想などを更新、溢れるオタク思考が原動力です。



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[小説] 帝冠の恋 著:須賀しのぶ

帝冠の恋 (コバルト文庫 す 5-65)帝冠の恋 (コバルト文庫 す 5-65)
(2008/04/01)
須賀 しのぶ
★★★★
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発売日に買っておきながら、やっとこさ、読了しました。
勤務中とかにちょこちょこ読み進めてました。つっても、本日読んだ量が4分の3くらいですがwww

とりあえず、感想をば。
 

ごめん。
私、この辺の時代の話は、さっぱりわかりません。
ナポレオン2世とオーストリア大公妃ゾフィーの恋物語・・・・

うん、さすが、須賀さん。面白かったです。
久々に恋愛モノで涙したよ。p130の辺り。フランツがゾフィーに愛を告白するシーン。
それから、ゾフィーの拒絶とエステルハーツィ夫人の友愛(?)といった一連の流れにもうぼろぼろきちゃいました。
漫画でも恋愛モノって全く泣けない方なんですけどねぇ・・・・少女漫画で泣いた覚えあるのって、天ないくらいだよ。どこで泣けたのかがイマイチ記憶あやふやだけどwwww
まぁ、結構泣きます、はい。女帝読み返したら絶対一回は泣きます。ドラゴンボールも悟空自爆のシーンはやばいです。アニメ版だと、あの音楽流れ出したらどわーっときましたよ・・・・


って、話戻します。




ぶっちゃけ、私、ナポレオンとかの時代の知識って全く無いんですよ。

知識の無さをひけらかすようで恥ずかしいですが、ナポレオンが何した人かさえもよくわかってませんでした。これ読んで、フランス関連の人だったのねって思ったくらいです。というか、もっとヨーロッパの北部の方の人と思ってたよ。何でだ?
世界史は高1のときちらっととってたり、歴史の授業で名前は知ってるけど、その位置関係とか背景とか全く知識としてもってません。こういった、裏事情とか組み合わせて勉強してたらそれは面白かったんでしょうけどね。その頃の私といったら、魔法の箱も持っておらず、ネット知識も無いに等しかったので今みたいに何となく気になったことを調べるなんて芸当は全く出来なかったわけですよ。

そんで、何でフランツという名前がこんなに沢山出てくるのかがわからんかった。
夫フランツ・カール、ナポレオン2世フランソワ(フランツ ライヒシュタット公)、ゾフィー長男フランツ・ヨーゼフ・・・・
ま、最初は混乱したけど、作品内の呼び名とかが統一されてるからそれは読みやすかった。
だけど、考えたら、この時代の漫画って読んだことはあるんだよな。ベルばらとかアロエッテの歌とか・・・
二つともまともに一周読んでない気がするけどねwww


んでまぁ、エンタテイメント性があるから(やっぱ、ラノベだし)ゾフィーとフランツの恋は決して悲恋というラストを辿るわけではないです。まぁ、何だかんだと彼らは幸せのようでしたし。
だって、ゾフィーはフランツの子を孕んでるわけですから。まぁ、wikiで見た情報だと、そういった噂は本当にあったようです。
だけど、当時遺伝子鑑定とかなかったろうから、当人達しかわからんよなぁwww
それに、フランツは一応旦那の甥なワケだから血の繋がりあるわけで似てても不自然ではない。
でもな、最後の最後で、フランツの子、マクシミリアンがエリーザベトに惹かれているという描写がありながらも、一回も登場せずじまいだったのがなんだかなぁ・・・・その辺が史実に忠実かどうかは判らないけど、フランツとゾフィーの恋物語としての終わり方としては何か拍子抜けな感じだった。
フランツに死ぬ前にゾフィーに似た女性を好きになるというようなことを言わせているのに、終章で作品内でゾフィー似とされるエリーザベトはマクシミリアンとは全く関係無いっぽいうえに、その辺の補足が無いのがなぁ・・・・
こういった歴史的題材を扱う上で、勿論エンターテイメントを重視して夢を織り交ぜるのも勿論あるだろうけど、それなら、ゾフィー似の子とマクシミリアンの邂逅とか恋の始まりとかで終わっててもいいんじゃないかなぁとも思う。
それか、その辺は語らないで欲しかった。まぁ、でも歴史上のマクシミリアンを見たら、最後は処刑されるっぽいしあれですけどね_| ̄|○ il||li



しかし、須賀さん。
マイナー(?)なこの二人の恋物語を書くのが流石としか言いようが無いwwww
あと、言ったら悪いけど、絵師さんの絵が古臭いwwwwww あと、ドレスが微妙っつーか陳腐でなんか萎え。こーゆう話だと特に船戸さんとかだったらかなり味が出たんだろうなぁって思うよ。


でも、結論としては、全く時代背景の知識が無い私でも面白く読めました。
だけど、この作品に関してはあとがきを先に読んだらあかんねwwwww
フランツに対しての切なさが薄れてしまうwwww


うーん、だけど、須賀さんの話は本当に好きだけど、ラノベ的当たり絵師に当たらないのが残念だなぁとちょっと思う。
かといって、須賀作品の絵師がシャナとかハルヒだったら、私はまず手にとってなかっただろうけどね。
だけど、ラノベってジャケ買い率って高いだろうから、ジャケ買いされても中身がすげぇ良かったら口コミ何なり広がってくんだよね。
ほんと、面白い作品ばかりなのにマイナー(?)なのが残念だ。
でも、昨年から角川でもお仕事されてるようだし、満州とか題材にした携帯小説とかもやるっぽいのでコバルト的な制約とかを考慮せずにがんがんと須賀さんの作品が読めるのかと思えばそれはそれで楽しみだけどね。
まだ、去年角川で出たの読んでないけど・・・・
スイート・ダイアリーズスイート・ダイアリーズ
(2007/12)
須賀 しのぶ

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