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[小説] 天空の瞳 全3巻 著:橘香いくの

天空の瞳 ウォルドの婚礼と時の封印 (天空の瞳シリーズ) (コバルト文庫)天空の瞳 エルスタッドの祝祭と裏切りの密約 (天空の瞳シリーズ) (コバルト文庫)天空の瞳 ランスレーゲの陰謀と荊の恋 (天空の瞳シリーズ) (コバルト文庫)

天空の瞳 ウォルドの婚礼と時の封印
天空の瞳 エルスタッドの祝祭と裏切りの密約
天空の瞳 ランスレーゲの陰謀と荊の恋


の全3巻です。
未だに、1巻サブタイの意味がよくわからんwwww


何か、色々作品サーフィンして気になって、最初は全4巻かーっと思って、長さ的にもちょうどいいかなって思って、手をつけてみたけど……とんだ地雷でしたよ。私にとってorz
ほんっと久しぶりにコバルト作品読んだのになー


以下、ネタバレ含む作品に対しての感想兼愚痴のようなもの。
 

まず、全4巻ではなく、全3巻でした。まぁ、それはいいんだけど、2巻を読み終わった時点で、3巻の挿絵やらを見つつ、周辺の文章を読んでネタバレを自発的に見た結果、何だこの話wwwwって思う結果となったのですが、とりあえず、その時点で読む気をすこぶる失ってしまい、頑張って3巻を読み終えた。

まぁ、ネタバレを言ってしまうと、4巻は番外というか外伝的位置づけで、主人公たちの前世の話っぽいww ぱらぱら~っと読んだ。絵師さん一緒だし、キャラもぱっと見一緒にしか見えなかったから騙されたw
あ、でも、逆に4巻目はプロローグとエピローグさえスルーすれば単巻作品として楽しめるかもしれん。悲恋というか、死ネタ? 読んでないけど、パラっと見た感じ、ヒロイン毒飲んで自殺するっぽいけど……。
天空の瞳 コドランの恋歌 (天空の瞳シリーズ) (コバルト文庫)天空の瞳 コドランの恋歌 (天空の瞳シリーズ) (コバルト文庫)
(2008/05/25)
橘香 いくの

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また、妙な気分になった原因のひとつに4巻のあとがきをぱらっと読んでみて、作者がスピリチュアル系のことにはまってるらしいってのが伺えたんですわ。まぁ、3巻でもスピリチュアルの話出てきてるんだけどさorz
スピリチュアルを否定する気にはならんし、人間何かに縋り付きたいと思うときもあると思いますが、輪廻転生系うんたら……私、輪廻転生系ってありだとは思うけど、よっぽどじゃないと凄い興ざめする結果にしかならないんです。特に二次元は。

こんだけ、愛し合ってる彼らも結局は過去があるからに他ならないのかってなったら、現在生きてる彼らは何なんだって気持ちになるんです。

「ぼくの地球を守って」「NGライフ」は作内でそうなることが納得させられたので面白いと思ったんだけど、今作は全3巻の話の中ではそれといったことは全く示唆されてない。そしていきなり、最後で実は前世で因縁があったのですよ的な……だから、彼らは一目ぼれして恋に落ちたってのか?
これが、ただ単純に一目惚れだったら、そういった運命的な恋の話もいいよねってことで納得して読めてたんですがねぇ。実際、1巻読んだときは、一目惚れカプも悪くないねって思ったしさ。思いのほか、オレグが下半身思考だったことは置いといてw
1巻でオレグが、ルシアの瞳を見て何かを既視感的なものを感じてるシーンがあり、私最初は昔会ったことがあるとかそういった伏線かと思ってたんだけど、種明かしされると前世かよwwwwみたいなねw

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勿論、2巻までは普通に楽しんでたんだけど、もう読んでてイライラする原因のひとつになった……ってか、それ以外の何物でもないんだけど、問題はオレグの下半身ですよ……盛りまくってんなーと。
まぁ、それもあって、1巻とかは普通に微エロ的なキスシーンやら萌えはしました。ただ、本当に突っ込みどころはあったけど、あまり深く考えないようにしてたし、全ては一目惚れ落ちで片付けられるかと勝手に納得してた部分もある。

身内に結婚を承諾してもらうまでは手を出さないとか、ルシアを大切にするとか何だかとか言いながら、自分の責任で仲間を失ってすぐに、彼女を押し倒して貫通させやがったwww
しかも、そのシーンの情景を想像するに、このヒーロー下半身剥き出し状態、フル○起状態で色々のたまってんのかって思うと凄いシュールだなぁ……と。ルシア自身も貞操観念とかしっかりしてる感じだったのに結局流されてるし。

まぁ、結局のところ、当人同士が幸せでわかりあってればいいんじゃね?とも思うけど、結局、オレグも調子いいよなーっと。
自分の勘違いでルシア憎んで、憎しみをぶつける手段を性的暴力に訴えた上に、いざやってみて彼女が無実だって知ると手の平返すとかwwww 自分の過失で人を死なせたことや身内の復讐とかも色々あるだろうけど、あんだけ愛してるの言った女に対して、強姦まがいのことをするとか(まぁ、和姦になるのかねw?)、一生悔いてもおかしくないことなんじゃないの?って思う。それを愛を取り戻したの一言で終わらせられると、もう何かね……擁護できませんっつーかw

もしかしたら、大人の事情でページ数とかの問題もあったのかもしれんけど、少女小説的には、その辺はオレグがちゃんと男らしい思考回路を持って、彼女を彼への愛を頭で理解して復讐だの云々を断ち切った上で、コトに望んで欲しかった。
DV夫の素質あるんじゃね?って思ったし。キレたら何するかわからんわ。何か、凄い怖いなーって思いました。単純にレ○プとかのがまだ納得いくってうかね。


あと、なんと言うか、「ハっとした」「ムっとした」「ギョっとした」って表現やたら多くね?って読んでて思った。

今回の天空の瞳シリーズが面白かったら、この人の他のシリーズも読んでみようかと、1巻読んだとき当たりかなとか思ったりもしたんだけど、中々うまくは行かないもんですね。
比較的近年の作品で、それなりのキャリアのある作者さんの作品なのに、読書メーターの登録数が少なめだったというのはそれ相応の理由があるもんだなとちょっと思いました。

レーベルによるんだろうけど、「成均館」シリーズは読書メーターの登録数は少ないけど、Amazonのレビュー数と評価は馬鹿に出来ないしねw 読者層が、読書メーターとか使わない層なんかなと思ったりもするし。
[小説] 成均館儒生たちの日々(上)(下) 著:チョン・ウングォル
[小説] 奎章閣閣臣たちの日々 (上) 著:チョン・ウングォル
[小説] 奎章閣閣臣たちの日々(下) 著:チョン・ウングォル



とりあえず、少女小説のベタさやエロ好きな私ですけど、やはり下半身思考過ぎるヒーローはいただけませんと思い知りました。

あと、他のいい感じの脇役キャラが使い捨てみたいな感じも残念だったかな。
1巻でルシアに関わった、ヨーンやラスムス、2巻では出てこないし、3巻で出てきたかと思えば、ヨーンは一言で説明されただけw 2巻でいい感じのおっさんだった大商人フレイも結局あのときだけかよwと。
イーゴリやマグヌスもいい感じなのに、城炎上した後、どうしたのかと何もないし、イーゴリに至ってはそれなりにヘンリックに忠誠持ってた感じなのに、何も語られないままだったというか……インゲとかもあの後どうなったのかわらんしw

ローアルも、結局女の見た目重視の男なんじゃないかって思えてしまうところがあるから、そこまで好きになれなかったしね。
ヘレナに関しては小物的だったけど、それなりに面白いキャラでもっと黒化してどろどろしていくのが見たいというか、結構個人的には好感持ったキャラだったかなー あんな気がふれたような終わり方は可哀想だったわ。
どっちかというと、ヘレナ主人公でそういった色々な策謀を働かせて、最後にはローアルの心を取り戻すって話のが読みたかったかもしれんとちょっと思ったけど、そうなると逆にローアルがふらふらしてるだけで全くかっこよく思えないだろうなとも思ったw
それに、最初から、ルシアとヘレナに関して、見た目的差がついたのも可哀想だったかなー 美貌頻度は同じなのに肌でルシアのが抜きん出てる設定があったからね。


まぁ、ストーリーに関して本筋的なもんは回収されてると思うけど、登場人物が多すぎってのもあるのかな?
何か凄い殆どのキャラに関して、消化不良感がある作品だったわ……。



天空の瞳 コドランの恋歌 (天空の瞳シリーズ) (コバルト文庫)天空の瞳 コドランの恋歌 (天空の瞳シリーズ) (コバルト文庫)
橘香 いくの 横馬場 リョウ

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