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[漫画] 大人のキスの使い方 著:山口ねね

大人のキスの使い方 (ミッシィコミックスYLC Collection)大人のキスの使い方 (ミッシィコミックスYLC Collection)
(2010/06/17)
山口 ねね

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実は、結構前から気になっていた作品。
多分、これもRentaで序盤試し読みしたんじゃないかな?

序盤のスカートふわっと広げて日よけを作るってシーンで、綺麗な官能を感じました。

この漫画が届いた日、他にもTL漫画を2冊購入しており、読みつつ近々宅配買取をしてもらおうと思い用意してた買取箱に投入しようかと考えてました。他2冊は読み終わって、すぐその箱へ。昨日読んだにも関わらず、既にどんな内容であったのかうろ覚え状態。ぶっちゃけ、読み終わった直後も内容が殆ど頭に入ってなかったようなw つまり、まぁ印象深いものがなかったということですが。

そして、この「大人のキスの使い方」、これも読みつつ読んだ後どうしようかなーって考えてました。
とりあえず、結論を申し上げると、1編物申したいものはありましたが、内容としてはとても充実した内容でした。


収録作品は、表題作になるのかな? 漫画家の卵と編集者の3話構成の話、「正しい魔法の使い方」「正しいキスの使い方」「ラブレターのように」。他3編。
エロ漫画と同じで、少ないページ数な短編が何編もTLコミックスには収録されていることが多いのですが、一つのカプをある程度の長さ読めるのは凄い楽しみ甲斐があります。だって、大概30-40pの話なわけで、既に恋人か恋人未満の男女が恋人になり、身体の関係を結んでるシーンを描かないといけない上に、ジャンル的にそのらぶ描写にはある程度ページ数が割かれるわけで、えろ以外の内容が個人的にはどうでもいい作品ってのが結構多い。

この表題作、男側の心情もちらほら描かれてるのが凄いツボ入りました。
また、それと作中、すんなりと男が避妊してるコマとヒロインのつばさちゃんが処女であるということが! 処女厨の私大歓喜。その時点でニヤニヤ発動。
しかも、編集者さん、中々肉食系でして、初めてなヒロインに三連発だったらしい。中々の性欲魔人でお盛んですwww


正直、絵は綺麗とかうまいとかは思わなかったのですが、空気感が非常に良かったです。男女共に何か表情の描き方とか素敵でした。
えろ方面は、悪くは無いけど、通常パートに比べたら若干雑?といった印象。でも、ペンタッチから動きというか勢いはあるのかなと解釈してみる。というか、女の子の乳の書き方はぶっちゃけ何か変です。
ただ、まぁ残念なのは効果音とかの書き文字が、マジックで勢いつけて書いただけじゃね?って感じなのが、作風自体も線がはっきりしてる感じの絵じゃないから、何か安っぽいというか、画面に雑な処理だなぁという印象を受けました。

まぁ、絵を楽しんでるわけもないですし、ある程度好みの絵で、それなりにらぶな過程が納得出来て、それなりにえろ描写も入ってたらTLは十分に満足出来る作品が多いので、そういった観点から見れば、非常に満足なお話でした。
また、ラストに書き下ろしでこの二人の話が数ページ載ってます。別にあってもなくてもいいような話ですが、お話以降の彼らの空気感がやっぱり何か可愛らしいです。




「ぼくの気持ち」
26歳童貞男が、初彼女をゲットし、関係を結ぶ段階になっても、戸惑ってしまい、そうゆうお店のお姉ちゃんにお世話になり、脱童貞を果たし、彼女の元に戻るって話。
気持ちはわからなくない、非常にわからなくはないが、彼女の心境的には……。というか、それを聞いてしまうのは無神経だとも思いますがw
捨てる物でなく、失う物であるということ。彼女がいるのに、その辺拘って捨ててしまった主人公orz
えろは大したことない。




「緑の芝生」

上で言いましたが、私が物申したい作品。

正直、読んでて、えろ無くていいわって思った。つか、えろ入れんなって読みながら思った。
でも、展開的に予想出来るものであったし、やっとかんと子供も出来ないわけで……。
つか、TLでこういった死にネタは正直扱って欲しくない。明るいエロでいいよwww まぁ、一般で死にネタ扱われても私は好きじゃないし、一読してすぐ手放しますけどねw
つまり、既に6年間一緒にいた幼馴染なカップルの男側が白血病であと余命半年~一年の宣告をされる。
男は、彼女を悲しませないように、明るく振舞い、次第に距離を置くように告げる。
でも、主人公は最後まで一緒にいることを誓う。んで、病院のベッドで……。

というか、既に病気で体調のよろしくない彼が、そんな状態で出来るもんでしょうか? 勃つの? よくわからんけど。また、そんな体力もそんな気にもなるもんだろうか? だけど、生と死に直面した人間は自分の子種を残そうという本能が働くというらしいからねぇ? まぁ、その辺はどうでもいい。勿論、現段階で治療中で治る見込みがあってとかでその後でとかならわからなくもないけど、既に余命宣告されてるしなぁ……。

ただ、白血病な上に子供が出来た描写があるってことは、生で普通にやったってことなわけで、ウイルス性の白血病(成人T細胞白血病:ATL)に限定して考えると、男側はその辺大切な彼女に感染させてしまうかもしれない危険性を考えなかったんだろうかね? 私もその辺詳しくないので、軽く検索してみましたが、生殖細胞には感染しないけど、精液中に「感染白血球」という形態で含まれているらしく、可能性は低くても女性を感染させてしまうリスクがあるとのこと。また、生殖細胞には影響はなくても、女性が感染した場合、胎児には影響なくとも出産の過程で産道で感染することもあるとか。
HIVとかのレトロウイルスと言われる類のものと似たものっぽい。そういや、深キョンの「神様、もう少しだけ」で似たような話あったなぁ。
(参考:OKWave「白血病になると精子は白血病の遺伝子を持った異常なものになってしまうのですか?」)

まぁ、この作品内での彼がどういった白血病なのかなんてことは語られてないから何とも言えないけど。

ただ、一つ読者の私に言えることは、こういった題材を安易に扱われるとそういった医学的もろもろのことや倫理的なことを考えると何とも言えない気持ちになる。
TLとか明るいえろらぶ作品だけでいいよ。お涙頂戴系とかは、下半身的思考も入ってる分、下手に綺麗にされると読んでて不快感が半端無い。
つまり、こういった題材を軽々しく扱うなと言いたい。下手に知識として知らない人に間違った知識を植え付ける結果になりかねん。





「ダーリンパピー」
とても、TLらしいお話で素直に楽しめました。
焼きもちな彼が非常にうざったい感じでしたが、それも含めてえろも何か可愛くてよかったです。
ただ、ナンパで知り合った彼らがどのくらいのときを既に共にしてるのかわかりませんが、何でここまで男が女に入れ込んでるのかが理解不能でした。






とりあえず、どれもそれなりに読み応えのあるお話でした。
でも、どうせなら、表題作のカプで丸々1冊とかのが良かったかなって思ってしまいます。


初めて読んだ作家さんでしたが、設定が好みに合えば、他の作品も読んでみたいなと思いました。




大人のキスの使い方 (ミッシィコミックス パステル)大人のキスの使い方 (ミッシィコミックス パステル)
山口 ねね

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